このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

働き方を変えたいならシャープの4K BIG PAD 第2回

ザハ設計事務所も選んだ1台~導入事例・首都大学東京編

建築家の卵を育てるには4K BIG PADの"紙の書き味=Pen-On-Paper"が効果的だった

2018年09月27日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●村山剛史/アスキー編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

書くことで注目が集まる
電子黒板の意外なメリット

 木下氏から4K BIG PAD<PN-L705H>について話を聞いていると、取材陣にとっても意外なメリットが浮かび上がってきた。

講師が電子黒板を指し示し、書き込みながら講義を展開することが学生たちの注目を集めるという

 木下氏によれば、「“電子黒板に書き込む”という行為自体が、講義を受けている学生の注目を集める手段になっているんです」というではないか。これはどういうことか? いまさら言うまでもないが、4K BIG PAD<PN-L705H>は電子の“黒板”であり、木下氏は講義中にさまざまなことを書き込む。そのときの行動、つまり画面に情報を追加すること、そして動作として重要な部分を指先やペン先で指し示すことが、学生たちの視線を集めるのだという。

 講義によっては大型ディスプレイにパソコン画面をミラーリングして学生たちに示すようなことも少なくないそうだが、ただ大画面に表示して声で解説するだけでは学生たちの注目度はそれほど高くなく、せいぜい7割程度だという。電子黒板の前に立って、書き込む、指し示すことで学生たちの注目度がなんと8~9割にまで高まるのだそうだ。

 また、意外にも木下氏は4K BIG PAD<PN-L705H>に書き込む際、専用ペンよりも指先のほうが多いという。というのも、講義中は片手に紙の資料を持っていることが多く、あらためてペンを持ち替える所作に一手間かかるからだという。そんなこともあり、専用ペンだけでなく指先でも快適に手書きができる4K BIG PAD<PN-L705H>の利便性を木下氏は高く評価している。

教室の向かい側にはドラフターがびっしり敷き詰められた専用の製図室も。写真の範囲だけでなく、この左右に数十台のドラフターが延々続いているさまは壮観。情熱を持った学生たちが集う場所特有の荒々しさはご愛嬌

学生たちが制作した模型。見事な出来栄えに感心していると、「約1週間で設計図と模型を完成させます。図面を引いた後、最後の数日間で模型を作るんですよ」と木下氏。ガンプラが精一杯の取材陣一同は驚愕

設計を学ぶのに手書きは必須
自然に書ける4K BIG PADは最適

 「設計には手書きが欠かせません」と木下氏。「いずれCADなどを使ったデジタル設計を駆使するとしても、設計を学ぶ過程にある学生にとっては、イメージを形にする最初期の段階において手書きで設計図を書くことは重要なのです」。4K BIG PAD<PN-L705H>は手書きに近い書き心地が得られることからも、「建築を学ぶ場に導入されるのは必然に近いことなのでは」(木下氏)。

 今後の電子黒板に期待することとして木下氏は、「もし可能ならば、高さと角度を変えられるスタンドを販売していただきたいです」と話した。4K BIG PADを水平に置いて、画面を囲むような状態で学生たちとの議論を進めたいのだという。そこで、ちょうどミスターBIG PAD中村氏が、“4K BIG PADに対応する電動スタンドが2018年秋頃に販売開始される予定”と話していたことを伝えると、木下氏は「使ってみたいですね」と笑みを浮かべていた。

 なお将来的には、遠距離にいる識者を交えての講義やプレゼンに4K BIG PAD<PN-L705H>を活用していきたい、という希望も話してくださった。

以前、評価検証中だった電動型スタンドがついに販売開始される。4K BIG PADの長所をさらに伸ばすオプションとして期待

 このように、首都大学東京の建築学科において、4K BIG PAD<PN-L705H>は非常にアグレッシブに使われている。建築を学ぶにあたって欠かせない手書きの図面と電子黒板の相性が意外と良いこと、講師にとって電子黒板に書き込んだり、図を指し示したりしながら講義を展開することが学生のやる気を喚起することなど、基本的な部分でのメリットが大きいようだ。そこに4K BIG PADならではの、手書きでもペン書きでも良好な書き心地が寄与するとなれば、他の教育現場でも4K BIG PADの導入はマストと言えるのではないだろうか。

建設現場、設計事務所、そして建築学科。高度なものづくりの最前線で4K BIG PADは活躍している

(提供:シャープ株式会社)

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事