フルHDならほとんどのゲームが快適
ベンチマークで性能をチェック
まず、LEVEL-R037-i7K-TXVI-FBがどれくらいの性能を持っているのか、ベンチマークをチェックしていこう。
まず、マシンの総合的な性能を計測する「PCMark 10」は6501という結果に。基本性能を示す「Essentials」が10349、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」が8376、コンテンツ制作における性能を示す「Digital Content Creation」は8601という結果だった。いずれも高いスコアで、ただゲームするだけでなく、レインボーシックス シージのプレー動画を録画して、動画編集ソフトで編集といったクリエイティブな作業も快適にできそうだ。
LEVEL-R037-i7K-TXVI-FBのCPUは、6コア/12スレッドのCore i7-8700Kを採用している。CGのレンダリング性能から独自のスコアを算出する「CINEBENCH R15」では、CPUが1325cb、シングルスコアが191cbという結果だった。とくにCPUの結果が高く、動画配信などマルチスレッドの性能が重要になる作業で活躍してくれそうだ。
グラフィックス性能を計測する3DMarkでは、Time Spyが6763、Fire Strike Extremeが8741、Fire Strikeが17137という結果だった。フルHDであれば、高負荷なゲームでも快適に遊べるスコアだろう。
ゲーム系のベンチマークは、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を計測。1920×1080ドット、最高品質、フルスクリーンという設定で15698(非常に快適)だった。
FFXIVベンチより負荷が高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」は、標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーンで9880(とても快適)という結果に。画質設定を高品質にしても、7408(快適)だった。高負荷のFFXVも、高品質で問題なく遊べるだろう。
最後に、ストレージ速度を計測する「CrystalDiskMark」は、シーケンシャルリードで1950/秒だった。レインボーシックス シージでは、オペレーター選択後の読み込み時間が、ストレージの速度によってだいぶ変わってくるため、LEVEL-R037-i7K-TXVI-FBを使用すれば、読み込み速度でイライラしなくてすむ。
LEVEL-R037-i7K-TXVI-FBは、ゲーミングパソコンとして十分な性能を持っているのに加え、人気ストリーマーのように、動画配信や編集といったゲーム配信を始めてみたいという人にもピッタリなマシンだといえる。