電車内でExliderがどれほど有用か編集部で実験
では、実際にこのExliderが混雑した電車の中でどのくらい有用なのか、編集部で実験してみた。
とはいえ、実際の電車内では撮影が困難なので、今回の実験では、編集部の会議室の片隅に疑似電車両を用意した。
これだけだとなんだかわからないと思うが、水道工事用の塩ビパイプである。これに、人が乗っても大丈夫そうな合板を乗せる。
シミュレーション用電車、完成。ただの板だが、下部に敷かれた塩ビパイプの回転により、前後の揺れが発生し、電車乗車時の揺れを再現しようという計画だ。実際の電車は上下の揺れも発生するのだが、ホームセンターのおじさんといろいろ相談した結果、無理だということになったので今回はこれで勘弁していただきたい。
通常、電車の車両は1両の長さが20mほど、幅は3m弱ほどある。電車1両の定員は150人ほどだそうで、総面積は450㎡。一人辺りの専有面積は0.4㎡程度になる。
今回用意した天板は長さ約1.5m、幅約0.9mで、総面積は1.35㎡。これを0.4㎡で割ると、3.375人分ということになる。つまり、用意したこの板の上に4人以上乗ると、定員オーバーで、ちょっと混雑した状態を再現できるというわけだ。
今回はこの板の上に5人のメンバーを配置。一人当たりの専有面積は0.27㎡で、電車内を想定するとかなり混雑した状態だ。
写真では上手く伝わらないかもしれないが、板の上はかなりグラグラ揺れる。実際の車両のように、つり革や手すりなど、周囲に掴まれる場所がないのでちょっと怖いくらいだ。
そんな状況で、1人にはarrows Be F-04Kを使ってもらい、他のメンバーには持参したスマホを利用してもらい、同じ写真サイトから、特定の1枚を探す、というチャレンジを行なってもらった。皆一様に片手にカバンを持ってもらったり、つり革につかまっているなどの体で、片手でスマホ操作を行なっている。
結果は、やはりダントツでExliderを搭載したarrowsを使ったメンバーの検索スピードが早く、他のスマホの追随を許さないものだった。もちろん、サイト閲覧や写真を特定する能力は個々人のスキルに依存するので、必ずしも正確なベンチマークとは言えないが、Exliderを利用してのサイト閲覧がスムーズに行えるという証明にはなったかと思う。
arrows Be F-04Kを利用したメンバーによれば、
「Exliderの操作を覚えてしまえば、サイトを見るには確かに便利だと思います。興味のない箇所はスッと飛ばせるし、今回のようなテストでは、ゆっくりとスクロールさせながら次々と見ていけば見落とすこともないですし」
とのこと。また、小さなサムネイル写真が、実際にお題に提示された写真かどうかを確認するのに、他のスマホではいちいちその画像をクリックして大きな写真を表示し、違ったら元に戻して再度探す、という作業をしなければならないのに対し、arrowsなら、その場で拡大表示して真偽を確かめることができたのも大きかったようだ。
電車でスマホが避けられないなら、やっぱりarrows
実際に満員電車のなかでarrows Be F-04Kを利用してもみたが、画面の見やすさもさることながら、普段いかにスマホを持つ手を酷使していたのかを痛感させられた。圧倒的に手が疲れないのだ。それがExlider最大の恩恵かもしれない。
電車内でのスマホ利用は、現代人にとっては最早不可欠と言っても過言ではない。いや、俺は電車の中では本を読む派、あるいは広告を見て過ごす、という方も中にはいるだろうが、電車の到着時刻を調べる、降りてからの道順を調べておく、あるいはちょっと今の時刻を知るために見るなど、電車内でスマホを利用する機会は多い。
どうせ使うのならば電車の中でだって快適に使いたい。だったら、やっぱりarrows Be F-04Kだ。
ドコモ「arrows Be F-04K」の主なスペック | |
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メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
ディスプレー | 5型液晶 |
画面解像度 | 720×1280 |
サイズ | 約72×144×8.3mm |
重量 | 約146g |
CPU | Snapdragon 450 1.8GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大400GB) |
OS | Android 8.1 |
最大通信速度 | 下り最大150Mbps |
VoLTE | ○(HD+) |
カメラ画素数 | リア:1220万画素(F値1.9) /イン:500万画素(F値2.4) |
バッテリー容量 | 2580mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ○/× |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
連続待受時間(LTE/3G) | 約530時間/約570時間 |
連続通話時間(LTE/3G) | 約980分/約790分 |
カラバリ | White、Black、Pink |
提供:富士通コネクテッドテクノロジーズ