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建機による現場作業の効率化目指す

コマツとカヤックが協業、ARサービスを導入予定

2018年07月26日 11時40分更新

文● Mogura VR

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 カヤックと小松製作所(コマツ)は、コマツが推進するICTソリューション「スマートコンストラクション」分野において、企画・開発分野全般での協業を決定した。新サービス「Kom Eye AR(コムアイエーアール)」を共同で開発しており、8月の市場導入を予定している。

 コマツは2015 年より、建設現場に携わる人・モノ(機械、土など)に関するさまざまな情報をICTでつなぎ、建設現場の安全、生産性を向上させるソリューション事業としてスマートコンストラクションを展開している。すでに2018年の6月末までに、国内累計で5,500以上の建設現場に導入するなど、実績も挙げている。カヤックはこれまでAR技術を用いてコマツと協力、プロトタイピングの企画や開発を行ってきた。

 今回カヤックとコマツが提供するKom Eye ARは、昨年発売したコマツの新型ICT油圧ショベルに搭載される新サービス。前述するプロトタイプの技術をベースに、建設機械の「目」と言えるステレオカメラで撮影した映像と連動する新サービスとなるという。3D設計図のAR表示、建機の状況表示、そしてタブレットでのデータ連携により、生産性や効率性の向上に寄与するという。

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