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アスキー的パソコン大解剖
パソコン自作レシピ 10万円以下の低予算で組むおすすめゲーミングPC
2018年07月20日 18時00分更新
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本日は、ASCII倶楽部で2018年5月19日に公開した「おすすめパソコン自作レシピ 10万円以下の低予算で組むゲーミングPC」を紹介します。
選択肢が広がったCoffee Lakeでの自作に注目
PentiumやCeleronとともに、「Intel H370」や「Intel B360」といった廉価版チップセットが投入され、PC自作の幅が広がったCoffee Lake-Sこと、第8世代Coreプラットフォーム。
なかでも最上位となる「Intel Z370」チップセットの下位に位置し、ミドルレンジクラスからエントリークラスをフォーローする「Intel H370」を搭載するマザーボードは、コストパフォーマンスが優秀だ。
このH370搭載マザーボードの登場に加え、一時期は極端な品薄、高値となっていたビデオカードが落ち着きを取り戻しつつあり、コストパフォーマンスを重視したゲーミングPCを組むのにベストと言える状況になってきている。
そんなパフォーマンスとコストを重視したH370ゲーミングPCを組む上で、マスターしておきたいポイントや10万円アンダーを実現する格安ゲーミング構成、おすすめパーツなどを紹介していこう。
Intel 300シリーズチップセットの
スペック差をマスター
ハイエンド、ゲーマー向けチップセットとなるZ370に加え、H370、B360、Q370、H310チップセットが追加された第8世代Coreプロセッサー向けチップセットのIntel 300シリーズ。エンタープライズ仕様のQ360を除いた3モデルが一般向けで、ミドルレンジからエントリー向けのH370、エントリー向けでコストを抑えたB360、限られた機能を備える組み込み向けのH310という棲み分けになる。
注目のH370チップセットは、オーバークロック機能とマルチGPU機能が削られているが、新たにUSB 3.1 Gen2(2ポート)がサポートされ、後発ならではのメリットもある。
NVIDIA SLIのサポート(CPU内蔵PCIeレーンの分割)の有無もあるが、チップセット選びで最も大きなポイントとなるのは、CPU型番末尾に“K”が付く、倍率ロックフリーモデルで、CPUのオーバークロックを行なうかどうかだ。
大型のCPUクーラーや簡易水冷キット使って、5GHz動作などを目指すならZ370搭載マザーボードでキマリだが、無印のCore i7やCore i5と組み合わせるなら、H370で十分と言える。
Intel 300シリーズチップセットの比較表 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Z370 | Z370 | B360 | H310 | |||
サポートCPU | Coffee Lake | Coffee Lake | Coffee Lake | Coffee Lake | ||
ソケット形状 | LGA 1151 | LGA 1151 | LGA 1151 | LGA 1151 | ||
対応メモリーch/速度 | 2ch/DDR4-2666 | 2ch/DDR4-2666 | 2ch/DDR4-2666 | 2ch/DDR4-2666 | ||
USB 3.1 Gen2サポート数 | 0ポート | 最大4ポート | 最大4ポート | 0ポート | ||
オーバークロック機能 | ○ | × | × | × | ||
CPU内蔵PCIe 構成 | x16×1、x8×2 x8×1+x4×2 |
x16×1 | x16×1 | x16×1 | ||
SATAポート | 6ポート | 6ポート | 6ポート | 4ポート | ||
RAID機能 | ○ | ○ | × | × | ||
チップセットの PCIe 3.0レーン数 |
24レーン | 20レーン | 12レーン | 6レーン(Gen2.0) | ||
VGA出力数 | 3 | 3 | 3 | 2 |
パフォーマンスとコストを重視した
オススメ構成はコレだ!
「Core i7-8700K」に次いで人気となっている、6コア/6スレッドで最大4GHz動作の「Core i5-8400」をメインに、コストを抑えつつ機能充実のH370搭載マザーボードを組み合わせて、10万円アンダーの格安ゲーミングPCを構築しよう。
続きは「おすすめパソコン自作レシピ 10万円以下の低予算で組むゲーミングPC」でお楽しみください。
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