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アスキー格安SIM通信速度比較 第119回
格安SIMの「解約」が面倒だったのは楽天モバイル、ワイモバイル、BIGLOBEモバイルの3回線
2018年07月08日 18時30分更新
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本日は、ASCII倶楽部で2018年6月30日に公開した「格安SIMの『解約』が面倒だったのは楽天モバイル、ワイモバイル、BIGLOBEモバイルの3回線」を紹介します。
ASCII倶楽部では今年1月から格安SIMの通信速度を平日12時、15時、18時の3つの時間帯で計測しています。ASCII倶楽部で計測している格安SIMは12回線あるので、当然ながら12回線ぶん契約しました。
この「アスキー格安SIM通信速度比較」という連載では、平日はその日に計測した格安SIMの通信速度を公開し、週末(土曜日)は計測してわかったこと、おすすめの格安SIM、そして実際に使用していて気が付いたことなどをまとめた所感記事を公開しています。
これまでの週末の格安SIMの記事では、「実は割高な格安SIM」「Y!mobileやUQ mobileの格安SIMの通信速度が速い」「楽天モバイルがものすごく人気な理由」などについて触れてきました。要するに、これから格安SIMを契約するならどこがオススメなのかということに重きを置いて更新していました。
さて。本日の記事では、これから格安SIMを契約する人向けというテーマは変わらないものの、過去の記事とは異なる切り口をテーマにして紹介していきます。今回のテーマは「解約」です。
契約する前の人に対して「解約」について紹介するのは「意味がわからない」と思うかもしれませんが、いざ自分が解約手続きをしようとするときに知っておいたほうがいいと感じました。というのも、ASCII倶楽部で契約している格安SIM12回線を実際に解約手続きしてみたしたからです。なぜ解約したのかというと、「気になったから」という一言に尽きるのですが……。すべての格安SIMを解約した理由は、ほかの事情も多少あるものの、契約したのであれば解約することも考えなければいけないと、この連載を担当している以上感じてしまったわけです。 ※この度、ASCII倶楽部で契約しているすべての格安SIMを解約しましたが、契約していた格安SIMをすべて再契約したのでこの連載はまだまだ続きます。平日の計測も今後も変わらず更新していきます。
ASCII倶楽部で契約していた格安SIMは以下の12回線です。UQ mobileとY!mobileのみ「音声通話SIM」で、そのほかの格安SIMはデータ通信専用SIMです。UQ mobileとY!mobileのみ音声通話SIMを契約している理由は、音声通話SIMにしないと毎月のデータ容量を大量に確保できないため。通信速度を毎日のように計測していると、データ容量が大量に必要になるためこれら2つの格安SIMのみ音声通話SIMとして契約しています。
・IIJmio(ドコモ回線)
・BIGLOBEモバイル(ドコモ回線)
・OCNモバイルONE(ドコモ回線)
・LINEモバイル(ドコモ回線)
・mineo(ドコモ回線)
・mineo(au回線)
・DMMモバイル(ドコモ回線)
・nuroモバイル(ドコモ回線)
・UQ mobile(au回線)
・Y! mobile(ソフトバンク回線)
・b-mobile(ドコモ回線)
・楽天モバイル(ドコモ回線)
格安SIMは「縛り期間が短い」「自動更新がない」というのがメリット
auやドコモ、ソフトバンクの3大キャリアに比べて、格安SIMのメリットは「月額料金を安くできる」「自分好みのプランを組める」などが主に挙がりますが、縛り期間(=最低利用期間)がなかったり、自動更新システムがなかったりするのもポイントです。
キャリアでは基本的に、契約してから24ヵ月周期で自動的に契約が更新され、契約更新月となるわずかな期間中に転出しなければ、違約金として1万円弱発生します。違約金の負担や引き留め要素などによって、「料金を安くできる格安SIMに乗り換えたいけど、なかなかできない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
本題とはズレますが、私としては「月額料金を安くすることを主目的にしているのであれば、違約金を払ってでも格安SIMに乗り換えたほうがいい」と考えています。たしかに違約金として1万円弱の支払いが発生するのは痛手ですが、格安SIMの月額料金と、キャリア契約時の料金を比較すると割とすぐにペイできるのかなと思います。
契約している人によって異なりますが、キャリア契約時は毎月7000円前後だったとしても、格安SIMに乗り換えることで毎月のスマホ代を2000円前後まで落とすことも可能です。差し引きで言えば、キャリアで契約していたときに比べて格安SIMに乗り換えることで「毎月5000円も減らせる」計算になります。もちろん、これは机上論なので契約プランによって格安SIMに乗り換えたことによる減額具合は変わるものの、基本的には格安SIMのほうが大幅に安くできます。
上記の例でいえば、毎月5000円もキャリア契約時に比べてスマホ代を節約できるため、違約金が1万円発生したとしても、実質2ヵ月でペイできる計算になります。とはいえ、キャリアでの契約更新月に転出するのがベストであることは変わりません。ただ、タイミングを逃してしまって、また2年後を待ちわびているのであれば、さっさと格安SIMに乗り換えたほうが得策です。
続きは「格安SIMの『解約』が面倒だったのは楽天モバイル、ワイモバイル、BIGLOBEモバイルの3回線」でお楽しみください。
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