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さとうなおきの「週刊アジュール」第43回

Blob Storageのライフサイクル管理機能が利用可能に

マネージドKubernetesサービス「AKS」がGA

2018年06月26日 09時00分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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Azure Storage:Blob Storageのライフサイクル管理

 ストレージサービス「Azure Storage」の一機能「Azure Blob Storage」は、オブジェクトストレージサービスを提供します。

 Azure Blob Storageは、ホット、クール、アーカイブという、3つのストレージ層(アクセス層)を提供しています。2017年12月に、アーカイブストレージがGA(一般提供)になっていました。同時に、Storageアカウントレベルでの階層制御(ストレージ層の指定)に加えて、Blobレベルでの階層制御もサポートされていました

 今回、Azure Blob Storageで、ライフサイクル管理機能がパブリックプレビューになりました。ライフサイクル管理ポリシーを使って、Blobレベルでの階層制御とリテンション期間の管理を自動化できるようになります。

 たとえば、Blobの最終更新から30日後にBlobをホットストレージからクールストレージに移動し、90日後にBlobをクールストレージからアーカイブストレージに移動し、7年後にBlobを削除する、といったポリシーを指定できます。

 詳細は、ブログポスト「Azure Blob Storage lifecycle management in public preview」ドキュメントをご覧ください。

Azure Portalでの、Azure Blob Storageのライフサイクル管理ポリシーの指定

Azure Database for MySQL/PostgreSQL:価格レベル間、コンピューティング世代間のスケーリング

 Azure Database for MySQLAzure Database for PostgreSQLは、MySQL、PostgreSQLベースのリレーショナルデータベースサービスです。

 Azure Database for MySQL/PostgreSQLで、汎用、メモリ最適化間の価格レベルのスケーリング、特定の価格レベル内でのGen 4、Gen 5間のコンピューティング世代のスケーリングがサポートされました。

 詳細は、更新情報「General availability: Scaling across tiers in Azure Database for MySQL/PostgreSQL」、ロードマップ「Scaling across tiers in Azure Database for MySQL and PostgreSQL」をご覧ください。

Azure SQL Data Warehouse:ユーザー定義の復元ポイント

 Azure SQL Data Warehouseは、SQL Serverベースのデータウェアハウス(DWH)サービスです。

 これまで、Azure SQL Data Warehouseでは、8時間のRPO(目標復旧時間)を保証する自動スナップショットによるバックアップがサポートされていました。

 今回、Azure SQL Data Warehouseで、自動スナップショットに加えて、ユーザー定義の復元ポイントがサポートされました。PowerShellを使ってユーザー定義の復元ポイントを作成することで、より柔軟にスナップショットを作成することができます。

 詳細は、更新情報「User-Defined Restore Points are now supported for Azure SQL Data Warehouse」、ブログポスト「Quick Recovery Time with SQL Data Warehouse using User-Defined Restore Points」をご覧ください。

Azure Monitor:アラート列挙、状態管理、スマートグループ

 Azure Monitorは、様々なAzureサービスの監視データを集約するサービスです。

 3月に、Azure Monitorの次世代のアラート機能がGAになっていました

 今回、この次世代のアラート機能を強化する、3つの機能のプレビューがリリースされました。

  • アラートを列挙するAPI、Azure Portalのエクスペリエンス
  • アラートの状態管理
  • 関連する多数のアラートをカプセル化する、システム生成の「スマートグループ」

 詳細は、ブログポスト「Exciting advances in Azure Alerts – From better alert management to Smart Groups」をご覧ください。

Azure Portalでの、Azure Monitorのスマートグループの表示

Azure App Service:TLSバージョンの構成の問題解消

 Azure App Serviceは、Webアプリ、Web API、モバイルバックエンドをホストするためサービスです。

 4月に、Azure App ServiceでTLSバージョンの構成がサポートされていましたが、5月に、TLS 1.0が受け付けられてしまう、SNI-SSLに関連したエッジケースが発見されていました。

 今回、このエッジケースの問題が解決されました。

 詳細は、更新情報「TLS configuration now fixed to block 1.0」、ブログポスト「TLS Configuration now fixed to block 1.0」をご覧ください。

Azure Portalでの、Azure App ServiceのTLSバージョンの構成示

Azure Automation:VMの起動/停止ソリューションのアップデート

 Azure Automationは、PowerShell/Pythonベースのプロセス自動化、構成管理、更新管理のサービスです。

 Azure Automationの「Start/Stop VMs during off-hours」ソリューションのプレビューを使うと、ユーザー定義のスケジュールでVMを自動的に起動、停止できます。

 今回、このソリューションがアップデートされました。

  • これまでSendGridを使っていた電子メール機能を、Azure Monitorのアラート、アクショングループを使うように変更
  • 依存モジュールを最新バージョンにアップグレード
  • 古いコマンドレットを使わないように、Runbookをリファクタリング

 詳細は、更新情報「Start/Stop VMs during off-hours in Azure Automation has been updated」をご覧ください。

Azure Automationの「Start/Stop VMs during off-hours」ソリューションの構成

Azure Batch:Azure Marketplace VMイメージのコンテナーサポートの改善など

 Azure Batchは、大規模な並列コンピューティングやHPCのアプリケーションを実行するためのサービスです。

 2017年10月に公開されたアップデートのまとめに続いて、Azure Batchの最近のアップデートのまとめが公開されました。

  • Azure Marketplace VMイメージのコンテナーサポートの改善
  • Azure Batch Redneringでの、Chaos Group V-RayサポートのGA(一般提供)など
  • Batch Labsクライアントのアップデート
  • ジョブタスク、プールノードの数を取得するAPI
  • GPU VMのサポート
  • 最大4 TB/時のアップロードを可能にする「Fast Data Transfer」ツール

 詳細は、更新情報「Azure Batch updates」をご覧ください。

Azure Active Directory:アプリケーション管理者ロール

 Azure Active Directory(Azure AD)は、ID/アクセス管理機能を提供するサービスです。

 Azure Active Directoryで、アプリケーション管理者、クラウドアプリケーション管理者、アプリケーション開発者という、3つの管理者ロールがサポートされました。

 詳細は、ロードマップ「Delegate administration of applications in Azure Active Directory」、ブログポスト「Hallelujah! Azure AD delegated application management roles are in public preview!」をご覧ください。

 それでは、また来週。

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