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バタフライ構造キーボードのMacBook/MacBook Proで無償修理プログラム

2018年06月25日 15時45分更新

文● 二子/ASCII編集部

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 アップルは、2015年モデル以降のMacBook、2016年モデル以降のMacBook Pro(13インチ/15インチ)について、以下の症状を起こしている製品のキーボードを無償で修理すると発表した。実際の修理はキーボードの検査後に実施。1つまたは複数のキー、もしくはキーボード全体の交換が必要になるかを判断するという。

・文字が勝手に反復入力される
・文字が表示されない
・押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない

 これらのモデルに搭載しているバタフライ構造のキーボードは、非常に薄型化されていながら、広いキー面積と反応の良さを実現。一方でストロークの極端な短さのためか、打ちやすさについては賛否両論が見られる。

以前から賛否両論のバタフライ構造のキーボード。2017年モデルのMacBook Proを1年使ってきた本稿担当の個人的な印象は、慣れさえすれば他のキーボードと比較しても効率よく入力できるが、一方でキーボードを打つこと自体の楽しさはないというもの

 それとは別に、故障しやすいという意見は以前から多く、異物が挟まったときにも取り出しにくいという特徴がある。実際にアップルのサイトでは「MacBook や MacBook Pro のキーボードのお手入れ方法」というエアダスターを使ったメンテナンス方法を掲載しているほか、アメリカでは集団訴訟(https://www.girardgibbs.com/apple-macbook-pro-keyboard-defect-lawsuit/)も提案されている。


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