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倶楽部のAV特集 第39回
ソニーフルサイズ一眼「α7III」歴代α7シリーズと性能を徹底比較
2018年06月22日 18時00分更新
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本日は、ASCII倶楽部で2018年6月16日に公開した「必要な機能で選ぶ! ソニーフルサイズ一眼『α7』『α7II』『α7III』徹底比較」を紹介します。
ここ最近のデジカメ市場においてミラーレス一眼の人気はとても高く、一眼レフを超える勢いがある。そんな人気のミラーレス一眼の中で注目したいのがソニーの「α7」シリーズだ。35mm判フルサイズの撮像素子を採用するデジカメで、プロカメラマンをはじめ本格的に写真を撮る人達に大注目されている。
特に、最新モデルの「α7III」はデジタル一眼カメラ全体でもトップクラスの売れ行きとなっているようで、プロだけでなく一般のユーザーにしても、その注目度は非常に高い。
ただ、α7シリーズといっても、初代「α7」、2代目「α7II」、そして3台目のα7IIIがいずれも現行機。古いモデルはかなりお買い得になっている。
加えて、派生モデルとして「α7R」「α7S」シリーズもあり、よくわからない人も多いだろう。
ただ、ローパスフィルターを省くことで解像力を重視したα7Rシリーズや、画素数を下げることで画素1つあたりの面積を大きくし、高感度での撮影や動画撮影に強いα7sシリーズといった派生機は、やや仕様が特殊で価格も比較的高い。
これらを選ぶ場合、用途が決まっていて迷いのないケースだと思われるので、今回はベーシックモデルであるα7シリーズの3機種に絞って紹介していく。
α7からα7IIIまで、すべてが現行モデル
初代のα7(以下、初代)は2013年11月に発売され、2代目のα7II(以下、II)は2014年12月に登場。最新モデルのα7III(以下、III)は2018年3月に発売されたばかりだ。
その3台すべてが現行モデルとして販売されており、決して店頭在庫というわけでもなく、ソニーのオンラインショップ、ソニーストアでも購入できる。
初代は発売から5年近く経ってはいるものの、その性能は今でも十分な実力であり、歴代機種を並べることで価格ごとにラインナップを強化。多くのユーザーにアピールしている。
販売価格を見ると、初代の発売時の価格は約15万だったが現在のソニーストアでは9万9880円(税別)に、IIの発売時の価格は約19万だったのが現在のソニーストアでは14万9880円(税別)となっている。
出たばかりのIIIはソニーストアで22万9880円で販売されており、10万円から20万円強の範囲で選べるようになっている。
初代α7と最新のα7IIIはかなりスペックが違う
では、3機種の基本スペックを確認しておこう。
撮像素子は初代とIIでは大きな変化はない。これに対してIIIは裏面照射型センサーを採用。画素数が若干減っているが、画質に影響が出るほどの違いはない。
画像処理エンジンすべて「BIONZ X」の名称で統一されているが、3機種すべて違うようだ。
初代とIIは処理能力は同じでもAFレスポンスが30%高速化、AFの追従性は約1.5倍性能が向上している。
IIIではIIと比較して処理能力が約1.8倍上がり、AF速度、追従性ともに約2倍高速化している。ここだけを見てもAFに関する性能は初代とIIIでは格段に向上していると思われる。
特にIIIではBIONZ Xだけでなく、同社のミラーレスフラッグシップモデル「α9」と同様にフロントエンドLSIが搭載され、処理が高速化されている点も重要だろう。
日中の撮影は旧機種も最新機種も
画質にあまり違いはない
この撮像素子と画像処理エンジンの違いは画質にどう影響するのか。実際にそれぞれで撮影してみた。まずは明るいシーンから。
続きは「必要な機能で選ぶ! ソニーフルサイズ一眼『α7』『α7II』『α7III』徹底比較」でお楽しみください。
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