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ファーウェイ通信 第78回

自宅でも出先でも、仕事にも遊びにも活用できる!

注目のモバイルPC「HUAWEI MateBook X Pro」 その上質のAV性能に迫る!

2018年06月18日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII編集部 編集● ASCII編集部

提供: ファーウェイ

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自宅でのオフタイムは「HUAWEI MateBook X Pro」で
じっくりと音楽や映画を楽しみたい!

 HUAWEI MateBook X Proは、自宅でのオフタイムを充実させてくれるエンタメ性能も大きな魅力だ。

映画や音楽を楽しむのに適した、エンタメ性能も装備している

 特にサウンドはキーボード左右にツイーター2基、パームレスト左右にサブウーファー2基の合計4基のスピーカーを搭載。また、ドルビー社のオーディオテクノロジー「Dolby Atmos® サウンド・システム」に対応した。前後左右に高さも加えた音響空間を体験できるサラウンド規格で、対応の映像コンテンツなどを楽しむ際に威力を発揮してくれる。

キーボードの左右にツイーター、そのやや手前部分にサブウーファーを内蔵。クアッドスピーカー仕様なのだ

 エンタメ性能のもう1つの重要な要素であるディスプレーは、13.9型の大画面で迫力の映像が楽しめる。縦横比は3:2で、解像度は3K(3000×2000ドット)と高精細。コントラスト比は1500:1、色度域が100%(sRGB)、輝度は450nitとなっている。

 強力なサウンドと美麗なディスプレーにより、自宅はもちろん、出張先のホテルなどでも映画や音楽などのエンタメコンテンツを存分に楽しめるHUAWEI MateBook X Pro。今回はAV評論家の鳥居一豊氏にレビューを依頼。専門家によるシビアな目と耳で評価してもらった。

スペースが限られるはずのモバイルPCでありながら
サウンド面での高い実力を確認

 HUAWEI MateBooK X ProはコンパクトでスリムなノートPC。ディスプレーはベゼルが極細でぜい肉をそぎ落とした、精悍な印象に仕上がっている。ただし、こうしたモデルでは内蔵するスピーカーのスペースも最小限となるので音質の方もお察しの通り……ということが少なくない。

 ところが、HUAWEI Matebook X Proでは4つのドライバーユニットを内蔵した「Dolby Atmos® サウンド・システム」を搭載。試しにハイレゾ音源の音楽をいくつか再生してみると、くっきりと聴きやすいバランスでなかなか優秀なサウンドだ。オーケストラの楽器の多彩な音色をクリアーに鳴らすし、コントラバスのような低音楽器の朗々とした低音もしっかりと出る。そして、コンパクトなノートPCとは思えない広がりのある音場と、定位の良さにも感心した。ドライバーユニットの実力も高いし、駆動するためのオーディオ回路などの設計もよくできていることがわかる。

ユーティリーティーがプリインストールされている

 続いては、Dolby Atmos®のテスト用音源を聴いてみた。デモ音源としても有名な「Leaf」は、森の中で風に吹かれた木の葉がぐるりと周囲を一周する様子を描くものだが、移動する木の葉の音の再現はなかなかのもの。「Amaze」は森の中のざわめきや雨や風などのさまざまな音が入っているが、こちらもなかなかに立体的な再現。試聴はキーボードに手が置けるくらいの一般的な使用スタイルに近い距離で行なっているが、ノートPCと視聴位置の間にコンパクトな音の空間が展開するイメージ。後方への音の回り込みはやや足りず、サラウンド空間はやや小さめだが、前後左右、そして高さ方向の音の広がり感は十分にある。部屋の中にボールが飛び込んでくる「Shatterd」は飛び散るガラスの細かな音が目の前に迫り、なかなかの迫力だ。

 実際のコンテンツとしては、動画配信サービスの「Netflix」を試した。対応コンテンツでは、Dolby Atmos®音声で楽しめることを発見。タイトル数はまだ少ないが、劇場公開されたアニメ作品「BLAME!」やオリジナルのドラマ作品などで対応している。「BLAME!」を見てみると、広大な都市空間の奥行きたっぷりの世界が音でも再現される。人間を追うセーフガードが四方から迫る様子も方向感も豊かで、立体音響を十分に楽しめる。音質の良さも含めて、パーソナル用のホームシアターとしての実力は十分だ。強いて言えば、映画の迫力ある低音はやや物足りなさもあるが、コンパクトなサイズなので仕方がないところだろう。

 そして、もう1つの魅力となるのは、手持ちのヘッドフォンを使って本格的なヘッドフォンサラウンドを楽しめる「Dolby Atmos for Headphone」にも対応していること。Windows 10の場合は「Dolby Access」というアプリをダウンロードして、課金することで使用可能になるのだが、これもプリインストール状態でセットアップ済み。ヘッドフォンを接続するだけでDolby Atmos®の立体音響をヘッドフォンでも楽しむことができた。後方の音の定位の良さを含め、サラウンド空間の広がりはかなり豊かで、かなり本格的なレベルのサラウンド再現だ。ヘッドフォンにもよるが低音域の再現も十分。周囲に迷惑をかけにくいヘッドフォン視聴で豊かなサラウンドを楽しめるというのも実にありがたい。

ヘッドフォン接続時の音質についてもなかなかの高評価

 ノートPCのヘッドフォン出力というと、音質的には少々物足りなさを感じることが少なくないのだが、HUAWEI Matebook X Proはノイズ感が少ないし、高音域の歪みや聞きづらさも感じることはなく、なかなか良好。ヘッドフォン出力まわりの回路設計などもしっかりとできていることがよくわかった。

 かなりのベタ褒めになってしまったが、ノートPCでここまで立派な音が楽しめるモデルというのは本当にごくわずか。特にNetflixをDolby Atmos®で楽しめるというのはほとんど例がない。映画やアニメが好きな人は、HUAWEI Matebook X Proで迫力あるサウンドを存分に楽しんでほしい。

(文●鳥居一豊 編集●ASCII編集部)

自宅で仕事をする場面でも強力な味方になってくれる!

 HUAWEI MateBook X Proは、自宅で仕事をするのにも強い味方だ。

現代のビジネスマンの場合、休みや夜に自室で業務に取りかかるケースも少なくないはず。そういうときにも役立ってくれる

 3K解像度の広々としたデスクトップは、作業の効率性に大きく貢献する。ブラウザーやWord、ExcelなどのOfficeアプリでの一覧性が高まるほか、3:2という縦横比は、複数ウィンドウを並べて作業するのに適している。ライターである筆者の場合、ウェブニュースやPDF資料を見ながら文書にまとめるといった作業が多いが、この効率が非常に高くなる。

 また、写真編集のような作業にも、3:2という縦横比と広々とした高解像度のデスクトップは便利。大量のファイルを一覧表示しても見やすく、また、タッチスクリーンのため、写真の拡大/縮小が指先でできるほか、細かな部分を選択するなど繊細な作業も楽々可能だ。

趣味や仕事での写真編集においても、3:2のディスプレーやタッチ操作対応は便利

 キーボードはアイソレーションタイプで、キーピッチは約19mm(筆者による実測値)とフルサイズを確保。キーボード手前のタッチパッドも13型クラスでは最大級の広さとなっており、文字入力は快適。また、キーボードはバックライト付きで暗い場所でも使えるうえ、防滴仕様のため、飲み物のグラスに付いた水滴などに、さほど神経質にならなくてよいのもうれしい。

 薄さ約14.6mmというスリムな本体ながら、インターフェース類が充実しているのも、出先で仕事をする上では重要なポイントだ。本体左側面にはUSB Type-C端子を2つ、右側面にはUSB Type-A端子を1つ装備している。Type-C端子はどちらもUSB-PDによる給電に対応。さらに、そのうち1つはThunderbolt 3にも対応し、4K解像度の外部ディスプレーなどを接続できる。前述したように4コアの高性能CPUや高速SSDを搭載しているため、自宅での作業において、デスクトップPC代わりにもなるのだ。

左側面にはイヤフォン端子にType-C端子×2がある。Type-C端子ではUSB-PDでの充電が可能なほか、Thunderbolt 3による外部ディスプレー出力にも利用できる

右側面には従来のUSB端子も。USBメモリーを受け取ったりと、まだまだ必要とされる機会は少なくない

 自宅の書斎のデスクがそれほど広くないという人には、約304×217mmというフットプリントも重要になるだろう。これは、A4用紙(210×297mm)よりもわずかに大きいだけのサイズ。また、未使用時に場所をとらないのもメリットだ。

13.9型という大きなディスプレーを搭載しているが、A4用紙とほぼ同じ大きさがうれしい

 最近では、スマホやタブレットをPCと組み合わせて仕事をすることも多い。そのような場合には、ファーウェイ製端末やWindows PC、Macなどとの間で、ワイヤレスでファイルを交換する「HUAWEI Share 2.0」が役立つ。ファイルの共有画面で表示された他ユーザーのアイコンをタップするだけで、ファイルの送受信が可能だ。

ファーウェイのスマホやタブレットのユーザーなら、「HUAWEI Share」で手軽にファイルを送受信できる

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