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流通、製造、金融業などを中心に展開

個人で使うクラウドサービスからの情報漏洩を防ぐソリューション

2018年06月08日 18時45分更新

文● 白木/ASCII

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 伊藤忠テクノソリューションズは6月8日、セキュリティー対策が脆弱なクラウドへのアクセスを遮断する、情報漏洩対策ソリューションを提供開始した。

 流通、製造、金融業などを中心にクラウドを利用する企業向けに展開を予定、1年間で20社の導入を目指しているという。価格は1000ユーザーで年額1080万円から。

 企業でのクラウド利用が進み、従業員がIT部門の許可なく社外のクラウドサービスを利用する「シャドーIT」が増加している。シャドーITの中には、セキュリティー対策が脆弱なクラウドサービスがあり、企業情報漏洩のリスク要因となっているケースがある。

 今回提供する情報漏洩対策ソリューションは企業で使われているクラウドのセキュリティーリスクの可視化と分析をし、必要に応じて社内からクラウドへのアクセスを遮断し、情報漏洩を防ぐという。

 標的型脅威に対しても、事前に特定してアクセスを遮断する機能を備える。

 本ソリューションは、クラウドサービスについての膨大なリスクデータベースを持つマカフィーの「McAfee Skyhigh Security Cloud for Shadow IT」を活用。

 ドメイン/IPアドレスごとに効率的なインターネットアクセスの管理を可能にするAkamai Technologiesの「Enterprise Threat Protector」でアクセスを遮断する。

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