HTCは23日(現地時間)、海外で新フラグシップ機「HTC U12+」を公開した。HTCの日本語サイトにも「日本のみなさま、乞うご期待」というテキストが含まれるバナー画像が用意されており、なんらかの形で国内リリースがありそうだ。
HTC U12+のスペックを見ていくと、WQHDオーバーで縦横比18:9の6型液晶(1440×2880)、Snapdragon 845、6GBメモリー、64/128GBストレージ、Android 8.0など、現時点で文句なしのハイエンド機となっている。
注目はやはりカメラで、ピクセルサイズが1.4μmの大型12メガセンサーと、望遠の16メガセンサーの組み合わせ。光学では2倍、デジタルでは10倍までのズームが可能。カメラの性能を測定するDxOMarkではGalaxy S9やiPhone Xなどのライバルを上回る103点とのこと(トップはHUAWEI P20 Proの109点)。インカメラも8メガ×2のデュアル。
デザイン面ではHTC U11から受け継いだ、見る角度によって光の反射が異なる液体のような「Liquid Surface」を採用。中でもTranslucent Blueのカラバリは端末の内部が透けて見える、印象的な外観となっている。背面のラウンドフォルムは前面の直前まで来ており、側面が極端に細いのも特徴的だ。端末を握って操作するEdge Senseも「Edge Sense 2」に進化している。
米国サイトではすでに予約が可能になっており、契約無しでの価格は799ドル(約8万8000円)。キャリアでの販売かSIMフリーか、いずれにしても国内投入が待ち遠しい。
「HTC U12+」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6型液晶(18:9) |
画面解像度 | 1440×2880ドット |
サイズ | 約73.9×156.6×8.7~9.7mm |
重量 | 188g |
CPU | Snapdragon 845 2.8GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 64 or 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大2TB) |
OS | Android 8.0(+HTC sense) |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:12メガ+16メガ /イン:8メガ×2 |
バッテリー容量 | 3500mAh |
防水/防塵 | ○/○(IP68) |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | Translucent Blue、Ceramic Black、Flame Red |