シャープは5月10日、急速充電に対応した住宅用「クラウド蓄電池システム」を発表。7月6日より順次発売する。
太陽電池で発電した電気を蓄える容量8.4kWhの「リチウムイオン蓄電池 JH-WB1821」は急速充電に対応、満充電にかかる時間を従来機と比べて半分となるおよそ2.5時間とした。
「ハイブリッドパワーコンディショナ」は「JH-42JT2」と「JH-55JT3」の2モデルが用意され、それぞれ96.0/95.5%の変換効率を持ち、自立運転時の出力はそれぞれ最大2.0/1.5kW。停電の際でも照明や冷蔵庫といった不可欠な機器に加えてテレビなどの家電製品を余裕持って利用できるという。価格は314万2800円(JH-WB1821/JH-42JT2/マルチエネルギーモニター/電力センサー/ケーブル込み)。
また同時に、公称最大出力210Wの住宅用太陽電池「単結晶太陽電池モジュール」(NU-210AH)も発表された。7月23日に発売し、価格は10万4328円。