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トイレの空室状況がすぐ分かるシステムなど、すぐに導入できるIoTパッケージ

マクニカネットワークス、オフィスをIoT化する「LPWAパッケージ」

2018年05月08日 17時45分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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左より、「トイレの利用モニタリング」、「空間環境モニタリング」、「駐車モニタリング」

 マクニカネットワークスは5月8日、LoRaWANネットワークを利用したIoTシステムを構築できるパッケージ製品(LPWAパッケージ)を発表した。6月より順次提供を開始する。

 LoRaWANは免許不要な周波数帯を利用する無線規格。低消費電力で長距離まで届くことからIoT用途での利用が期待されているが、比較的新しい技術で導入経験が蓄積されていないこともあり、IoTサービスの実用化はあまり進んでいないという。今回、マクニカネットワークスではLoRaWANネットワークサーバー、ゲートウェイ、表示アプリケーションをパッケージ化して導入しやすい製品として提供。

 用途別に、「トイレの利用モニタリング」(ドアの開閉センサーを利用)、「空間環境モニタリング」(温湿度、CO2センサーなどによるオフィス環境モニタリング)、「駐車モニタリング」(赤外線センサーを用いた駐車場の満空モニタリング)の3つパッケージが提供される。価格はいずれも要問い合わせ。

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