4K BDことUltra HD Blu-ray(UHD BD)の再生に対応したBDレコーダーが登場したのは2015年。パナソニックの「DMR-UBZ1」が最初だったが、それからシャープのBDレコーダーもUHD BDに対応。ソニーと東芝は非対応だった。
そんなソニーがついにUHD BD再生対応のBDレコーダーを発表。5月26日に発売する。
製品はトリプルチューナー機とダブルチューナー機を用意。トリプルチューナーは3TB HDD搭載の「BDZ-FT3000」(予想実売価格 12万円前後)、2TB HDD搭載の「BDZ-FT2000」(同10万円前後)、1TB HDD搭載の「BDZ-FT1000」(同8万円前後)の3ラインナップとなる。
ダブルチューナーは、2TB HDD搭載の「BDZ-FW2000」(同8万5000円前後)、1TB HDD搭載の「BDZ-FW1000」(同7万円前後)、500GB HDD搭載の「BDZ-FW500」(同6万5000円前後)の3製品となる。
UHD BD対応以外の進化点は、同社4Kテレビ「ブラビア」との画質連携機能である「4Kブラビアモード」が進化し、有機ELテレビも接続対象機種となった。
また、ハンディカムで撮影され、BDメディアに保存された4K/100Mbpsの高レート動画の再生に対応。編集機能では、4Kから2Kへのダウンコンバートも可能となっている。
録画機能では、「新作ドラマ・アニメガイド」を新たに搭載。新作のドラマやアニメに関して、ネットワークで情報を取得することで最長で1ヵ月前から録画予約ができる。
Dolby Visionに対応したBDプレーヤーも登場
同社はUHD BD対応のプレーヤー「UBP-X700」も同時に発表。6月23日発売予定で、予想実売価格は3万2000円前後だ。
新モデルはHDR方式としてDolby Visionに対応。NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeの動画再生も可能だ。