三菱地所ハウスネットは4月10日、西新宿営業所でVR技術を応用した遠隔接客ブース「どこでもストア」を導入すると発表。三菱地所ハウスネットとしては初の試みで、遠隔接客で内見の効率化と、迅速なサービス提供を図るという。
ナーブはこれまで多数の不動産事業者にどこでもストアを提供している。どこでもストアは同社のVRを利用した内見システム「VR内見」に加え、インターネット回線を利用してブースと店舗を接続、遠隔で接客が可能となる。実際に物件に行かず内見でき、複数の物件を回る時間を取らないことが利点としている。
三菱地所グループでは、2017年6月1日からVRを活用した「没入体験型」営業ツールを使用、住宅事業(新築マンション、注文住宅、売買仲介物件)のVR化を実施している。今回の導入で、さらなる顧客体験の向上を目指すとのこと。