ニーズに合った15.6型ノートPCを目指しユーザーの意見も取り入れた
東芝ノートPC2018年夏モデルは音質画質、デザイン、セキュリティーで攻める
2018年04月18日 12時00分更新
東芝クライアントソリューションは、15.6型ノートパソコンの2018年夏モデル「dynabook T75/G」「dynabook T55/G」「dynabook T45/G」を発表した。4月25日より順次販売開始予定。
色補正と2way 4speaker
動画視聴が快適なノートパソコン
全機種とも、ウェブ動画視聴用途の拡大に合わせて画質と音質にこだわっている。従来モデル同様オンキヨーの2way 4speakers(関連記事)を内蔵。ディスプレーは色補正を実施し、人肌は美しい肌色、空や海は青く、あるべき自然な色彩で映像を再生できるという。広角視野のIPSパネルを採用しているため、ななめから画面を観ても映像が暗くならず鮮明な映像が楽しめる。
また、セキュリティー面も強化。小型カメラモジュールを搭載し、Windows Helloの顔認証に対応している。小型カメラモジュール内の赤外線カメラは独自開発したもので、ウェブカメラによる顔認証よりも高い認証率を実現するという。また、もともとモバイルノートに採用していたモジュールのため、厚みを増やさずに内蔵できたとのことだ。
筐体カラーとキーボードのデザインを刷新
2018年夏モデルの筐体カラーは、モデナレッド、リュクスホワイト、サテンゴールド、プレシャスブラックの4色と、従来とあまり変化はないが、ユーザーの意見を反映して色合いを刷新。特にモデナレッドはワインレッドに近いシックな色合いに、プレシャスブラックとリュクスホワイトはより自然な色に近づけたという。
また、キーボードのカラーはモデナレッドとプレシャスブラックは黒を、サテンゴールドとリュクスホワイトは白を採用する。加えて、キーボードに印字している文字のフォントを一回り大きくし、位置をキーの中央に移動。これにより、より美しくみやすいキーボードを実現したとしている。
dynabook T75/Gは、Core i7-8550U(1.8GHz)、8GBメモリー、1TB HDDという構成で、Blu-ray Discドライブを内蔵する。価格は21万円台半ば。
dynabook T55/Gは、Core i3-8130U(2.2GHz)、4GBメモリー、1TB HDDを備える。Blu-ray Discドライブを内蔵する。価格は17万年円台後半。
dynabook T45/GはCeleron 3865U(1.8GHz)、4GBメモリー、1TB HDDを搭載。DVDスーパーマルチドライブを内蔵する。価格は14万円台半ば。
全機種とも、OSはWindows 10 Home(64bit)を採用している。Office Home&Business 2016を標準で搭載。そのほかのスペックは以下の通り。
2018年夏モデルの主なスペック | |||
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機種名 | dynabook T75/G | dynabook T55/G | dynabook T45/G |
CPU | Core i7-8550U(1.8GHz) | Core i3-8130U(2.2GHz) | Celeron 3865U(1.8GHz) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 | インテル HD グラフィックス 610 | |
メモリー | 8GB | 4GB | |
ストレージ | 1TB HDD | ||
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、IPS方式 | ||
内蔵ドライブ | Blu-ray Discドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0 | ||
スピーカー | オンキヨー製2way 4speakers | ||
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI出力端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、有線LAN端子、SDカードスロット | ||
サイズ/重量 | およそ幅379×奥行258×高さ23.7mm/約2.4kg | ||
OS | Windows 10 Home(64bit) | ||
価格 | 21万円台半ば | 17万円台後半 | 14万円台半ば |
発売日 | 5月中旬 | 4月25日 |