ベンチマークにも使われた「ウルティマ オンライン」
── ネットゲームというと、やはり『ウルティマ オンライン』からですかね。
クマさん 「名作。最初に世界に降り立った時には何にもできない人でね。自分の食べ物すら確保できず、森に木の実とか取りに行くんだけど、途中殺されちゃったりしてね。しょうがない直接手に入れようと野犬に襲い掛かったら返り討ちに合ったりとか」
フジヤン 「マインクラフトに通ずるところもあるな」
クマさん 「衝撃ですよね。インターネットの黎明期1997年ごろの話。
── これもまだ、サービスをやってるんだ。すごい。
すーさん 「このゲームには思い出があってさ。店長がやってて、一緒にやろうという話になった。店長は当時、AMDのAthlon-1.4GHzって一番上のCPUにVoodoo 5を積んでたの。今でいったらガレリアのZZのさらに上みたいな速いパソコン使ってたのね。一方自分はK6-2とATI RAGE 3D……」
クマさん 「そうだ、走る速度が違うんだ」
すーさん 「そう。店長、なんでどんどん先行っちゃうのって? クリックしたらそこに進むだけなんだど、同じ操作してるはずなのにどんどん先に行っちゃうの。『店長、待って~って』言ったら、『なんだお前、どんなマシン使ってるの?」って。「K6-2ですけど」「ダメ!! ついてこれないから」って」
一同 (爆笑)
すーさん 「それで泣く泣くパーツをアップグレードした。当時はいまのゲーミングPCよりシビアにスペックの差を見せつけられてた気がする」
── そういえば。雑誌の企画で、ウルティマベンチっていうのやってましたよ。どのぐらい速く走れるかを比較する。
クマさん 「曲もよかったな。いまだに通勤のときに聞いてる」
── そう考えるとインターネットって1990年代のうちに結構、いまの要素が揃ってる感じですね。ネトゲもあるし、Flashもあるし、JavaScriptもあるし。愛正会病院のサイトもあった。
天の声 「愛正会病院。閉じちゃいましたね」
クマさん 「そういえば某芸能人のサイトが、レトロすぎるって話題になってたな。まだあるんじゃない」
天の声 「これ?」
フジヤン 「ほんとだこれは古式ゆかしい感じの……」
クマさん 「ここもフレームあるじゃん。しかも固定してない(笑)」
天の声 「であるにもかかわらず、きちんと更新されていて最新情報が乗っている。すごい。放置しているわけではないのですね」
一同 「すげーっ!!!!」
── これはやはりChromeやEdgeではなく、当時のブラウザーで見たいですね。ホームページのボタン押して……いま混同されてますけど、最初はブラウザーで最初に表示されるページを「ホームページ」って言ってたんですよね。
クマさん 「正しくはウェブページやウェブサイトね」
── ブラウザーのボタンにでっかく「HOME」って書いてあった。みんなが使い始めたのってNetscape 3とか4ぐらいからですかね。ちょうどINTERNET Watchとかネットにニュースが流れるようになった時期というか。
天の声 「僕もここらへんからかな。ネット接続はマックのが楽でしたね」
フジヤン 「TCP/IPが最初から入ってたし」
まっちゃん 「……ここに書いてあるベッコアメって何?」
すーさん 「BEKKOAME!! BEKKOAMEあったな~~。詳細は省く」