東芝は3月26日、店舗や商品などのオススメ度によって案内のしかたを変更できる音声対話AI技術を開発したと発表した。
ショッピングセンターの案内システムなどに利用するもので、商品や店舗などに設定したオススメ度にあわせて音声対話AIが対話シナリオを変更。オススメ度の高い商品や店舗をユーザに自然に提示することにより、毎日更新されるセール商品などを効率良く案内することが可能となる。
機械学習の一種である強化学習を用いており、一般的なユーザー満足度に関する報酬に加えてシステム運用者の満足度に関する報酬を組み合わせて学習させている。これにより、オススメ度の高い商品を自然と提示できる対話シナリオを学習して提供するという。
汎用性の高い学習対話モデルであり、ショッピングやホテル、レストランなど各種用途に利用できるとしている。