米Googleは2018年3月20日、全世界で試験的に導入した、一部の検索クエリで”検索結果を表示しない”仕様を取り止めたことを明らかにした。
同社は3月13日に、気温や時間、単位変換といったクエリに対して直接同社のコンテンツ(回答)を表示する一方、その他の検索結果は標準で非表示にして、Show all results を押すと従来通りの検索結果が表示される仕様を導入していた。同社ダニー・サリバン氏は、こうした直接的な回答を求める種類のクエリでユーザーがすべての検索結果を見ることはなく、ページの読み込み速度を改善できるためと理由を説明していた。
しかし3月20日に同氏が新たに投稿したツイートで、収集したデータやユーザーからのフィードバックを踏まえて、本試験は中止すべきと判断するに至ったという。今後も検索体験向上のための改善の方法を探っていくとしている。
Update! We have enough data and feedback -- which is appreciated -- to conclude that the condensed view experiment should stop for now. The team will look at improving when and how it appears.
— Danny Sullivan (@dannysullivan) 2018年3月20日
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Google が表示する情報が、必ずしも自分が欲しい情報を含んでいるとは限らないんですよね。