ファーウェイ通信 第71回
アスキースマホ総研のメンバー3名が語る!
ファーウェイのハイエンドスマホ「HUAWEI Mate 10 Pro」のスゴいところを徹底追求
2018年03月28日 12時05分更新
ファーウェイのハイエンドスマホと言えばやっぱりカメラ
さらに明るくなったLeicaダブルレンズカメラを搭載
ミナミダ 僕が思うHUAWEI Mate 10 Proの魅力って、やっぱりLeicaダブルレンズカメラなんです。ファーウェイのフラグシップモデルではおなじみの装備ですけど、ポートレートモードとかワイドアパーチャ撮影といった撮影機能は、個人的にはあんまりファーウェイのスマホを使ってこなかったので印象的だった。
スピーディー Leicaのレンズが載っているというと、スマホに詳しくない人でも興味を持つことが多い。レンズの名称自体は「SUMMILUX-H」だけど、これはHUAWEI P10 Plusと同じだよね?
オカモト 名称だけなら同じですけど、F値が1.6に強化されて「SUMMILUX-H 1:1.6/27 ASPH.」にグレードアップされてます。現時点のラインアップでは、最強のレンズですね。F値1.6のおかげもあって、HUAWEI Mate 10 Proのカメラは暗所で特に強い印象です。夜景の撮影でも、手持ちであっても手ブレせずに撮れますし、室内での撮影で特に威力を発揮する。
ミナミダ あとは、被写体やシーンの自動判別も便利。この機能には、AIが活用されているんですが、カメラを向けるだけで被写体を13種類(犬、猫、文字、フード、舞台、日の入り/日の出、青空、雪、ビーチ、夜景、花、植物、ポートレート)から自動判別してくれる。
スピーディー 発表会では「あらかじめAIに1億枚以上の画像を学習させた」と説明していたけど、判別のスピードと精度はかなり良い印象。
ミナミダ 被写体やシーンに応じた最適な撮影方法を選ぶのって、難しいというか、単純に面倒だから結局オートのままで撮影しがち。その点、AIが勝手に判別して最適な設定にしてくれるのは便利だと思いますよ。逆にそういう設定を自分の手でやりたいという人には、シャッタースピードや露出などを手動で決められる「PRO」モードも用意されている。初心者でも上級者でも楽しめるカメラだよね。
オカモト 撮影機能では、「3Dパノラマ」もユニークです。撮り方にコツが必要なんですが、被写体の周囲をグルグルと回りながら撮ることで、被写体を立体的に撮影。撮影した画像は3D表示にすると、画面を左右にスワイプして360度、好きな角度から見られます。
ミナミダ 何か詳細に見せたいモノを撮影してもいいですし、ポートレートをこの3Dパノラマで撮っても面白いかもしれない。
ディスプレーやキーボードを繋いで使えるPCモードに
AIを活用した翻訳アプリにも注目
ミナミダ カメラ以外ではPCモードが面白いし、便利そうです。HUAWEI Mate 10 Proにディスプレーやキーボード、マウスを接続することで、PCのような感じで操作できる。ウェブブラウザーやテキストエディターなどのアプリを、マルチウィンドウで立ち上げられるし、ウィンドウのサイズも変えられる。キーボードとマウスがなければ、スマホ本体を仮想キーボードとタッチパッドとして利用することもできます。
スピーディー その手の機能って、モタモタしそうな印象があるんだけど、動作の具合はどうなの?
オカモト 動作は非常に軽快ですね。ウェブブラウザーの動作なんかだと、ヘタなモバイルPCよりも快適です。これぐらい手軽にセットアップできて、動作も軽快だと、取引先でのプレゼン用途にも十分に使えると思いますよ。あと快適に使うなら有線のキーボード/マウスの方がオススメ。
ミナミダ プリインストールされた「Microsoft Translator」という翻訳アプリも面白かった。HUAWEI Mate 10 ProのAIで高速化されるようカスタマイズされていて、オフラインでも高速な翻訳ができる。
スピーディー 音声やテキスト以外に、撮影画像からも翻訳できるのは便利。海外旅行先でよくわからない単語に出くわしたら、とりあえずアプリを立ち上げてカメラを向ければいいだけだし、活用できる場面は多いと思う。
オカモト ただ、翻訳精度自体は、特にちょっと長い文章なんかだと、今後のアップデートに期待という部分もある。
ミナミダ あとは、基本的なことですが、指紋認証センサーの性能には触れておきたいポイント。ファーウェイの指紋認証センサーは精度と速度に定評があるけれど、指をセンサーに置けばスッと画面ロックの解除までされる流れは、ストレスがまったくない。これは大きい。
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