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Frorit、闘病児向け実写VRコンテンツを無償提供

2018年03月06日 15時30分更新

文● みたらし/Mogura VR

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 Froritは3月1日から、闘病児向け実写VRコンテンツ「おでかけ眼鏡」の全コンテンツ無償提供を開始した。

 おでかけ眼鏡は、職業体験・ヘリコプター搭乗体験など、入院や在宅で闘病している子供たちにさまざまな体験を提供する360度コンテンツ。酔いにくく目の疲れも少ないなど、闘病中の子供たちへの負担を考えて制作したという。1コンテンツは5分から10分程度。

 Froritは2016年10月から、おもいで眼鏡など360度動画に特化したサービスの提供している。その撮影ノウハウや編集合成技術をより多くの闘病児支援に役立てるために、闘病児支援向けの全コンテンツの無償提供を開始したとのこと。

 体験できる一例は以下の通り。
・職業体験
・ヘリコプター搭乗体験
・観光地旅行体験
・星空体験
 コンテンツは随時追加する予定とのこと。

 おでかけ眼鏡のコンテンツ無償提供は、医療機関および闘病児の家族・その他支援団体が対象。大阪府・兵庫県・京都府および近隣の医療機関の場合は、実際に体験できる機材を持参して説明されるという。また、闘病児に提供するコンテンツの撮影について施設・団体の有志を募集している。

 一般社団法人ロケーションベースVR協会の「VRコンテンツのご利用年齢に関するガイドライン」に基づき7歳未満は2Dの体験となる。13歳未満は保護者および主治医の同意が必要。

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