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倶楽部のAV特集 第30回
完全ワイヤレスイヤホン コードレスの良い点、悪い点
2018年03月01日 18時00分更新
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本日は、ASCII倶楽部で2018年2月8日に公開した「完全ワイヤレスイヤホン『SoundSport Free wireless』 コードレスの良い点、悪い点」を紹介します。
Bluetoothのワイヤレスヘッドフォンやイヤフォンは、今大人気……どころが、手軽な音楽再生アイテムのスタンダードと言っていいほどの存在となった。
中でも現在注目なのが完全ワイヤレス型のイヤフォン。2015年12月に発売された「EARIN」が最初で、2016年後半から複数の製品が登場。2017年後半には膨大な数の製品が登場し、1万円を切るものも少なくなくなった。
見た目の軽快さが大きな魅力ではあるが、ただ便利というわけではなく、独特のデメリットもある。これから完全ワイヤレス型のイヤフォンを使ってみようと考えている人は、じっくりと検討する必要がある。
本特集では、そんな完全ワイヤレス型のイヤフォンについて、便利なところ、逆に不便になるところ、使う上で注意しなければならないところなどを詳しく紹介していく。
ワイヤレスイヤフォンは大きく分けると
ネック型と完全ワイヤレス型の2種類がある
ワイヤレスイヤフォンは、大きく分けるとネックバンド型と完全ワイヤレス型がある。ネックバンド型はBluetoothのアンテナやバッテリーを内蔵した部分を首にかけ、そこからコードでつながったイヤフォンを耳に装着するタイプ。ワイヤレスといいながら、イヤフォン自体はコードでつながっていたわけだ。
これはこれで、イヤフォンを使わないときはそのままぶら下げておけるので紛失の心配がなし、バッテリー寿命も10時間を超えるくらいに長いので使いやすい。しかし、見た目のイメージとしては「ワイヤレスに見えない」のが難点。
そこで登場したのが完全ワイヤレス型。その名の通り、左右のイヤフォンは完全に独立しており、コードなどはない。
左右のイヤフォンのそれぞれにバッテリーとBluetoothのアンテナなどが内蔵されているので、完全な無線接続を実現したのだ。見た目のインパクトは大きく、これぞワイヤレスイヤフォンと感じる人も多いだろう。
後で詳しく解説するが、耳にすっぽりと収まるようなコンパクトなイヤフォンに、Bluetooth関連に回路やバッテリーまで内蔵するので、バッテリー寿命や音質など、必ずしもいいことだらけというわけではない。
それでも、人気の高まりに合わせて各社から続々と新製品が登場し、ワイヤレスイヤフォンとしては、ネックバンド型以上に人気が高まってきている。
今、大人気の完全ワイヤレスイヤフォン
ボーズ「SoundSport Free wireless headphones」
本特集で完全ワイヤレス型の代表として紹介するのが、ボーズの「SoundSport Free wireless headphones」(直販価格 2万9160円)だ。
ボーズのワイヤレスイヤフォンの最新モデルで、激しく身体を動かすことの多いスポーツ向けとなっており、汗や突然の雨の心配がない防滴仕様となっている。
まずは製品を詳しく紹介していこう。SoundSport Free wireless headphonesは、右と左のイヤフォン、そして収納するためのケースがセットになっている。
付属品にはサイズの異なるイヤーピースや充電用microUSBケーブルなどもあるが、基本的に完全ワイヤレス型モデルのほとんどは、左右のイヤフォンとケースの3つで構成される。
なぜならば、収納用ケースが充電器の役割も果たすからだ。イヤフォン自体にもバッテリーは内蔵されているが、その寿命はSoundSport Free wireless headphonesの場合、約5時間。
これでも完全ワイヤレス型としては長い方だ。しかし、オーバーヘッド型やネックバンド型だと軽く10時間以上バッテリーがもち、20時間前後使えるモデルもあると考えると、使用時間は短い。小さなカナル型のボディーにバッテリーを収めているため容量が足りないのだ。
そこで、充電器を兼ねるケースにもバッテリーを内蔵し、出先ではケースから充電を行なえるようにしたわけだ。
ケースは2回分の充電が可能で、イヤフォン、ケースをフル充電すると、合計15時間使える。クイックチャージ機能で15分間の急速充電で45分間再生できるなど、使い勝手の面にも配慮している。
続きは「完全ワイヤレスイヤホン『SoundSport Free wireless』 コードレスの良い点、悪い点」でお楽しみください。
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