ドスパラの「Critea DX-KS H3」は、6万1538円というお手頃価格で購入できる15.6型のスタンダードノートパソコンだ。シンプルなデザインと高いコストパフォーマンスで、プライベートからビジネスまで幅広く活躍してくれる。今回は、Critea DX-KS H3の試用機を入手したので、特徴などを紹介しよう。
シーンを選ばず使えるシンプルなデザイン
Critea DX-KS H3のボディーはマットなホワイトがベースだが、角度によってパールホワイトのような色合いを見せてくれる上品な仕上がり。また、ディスプレーのベゼル部分に用いられているマットブラックが、全体的に引き締まった印象を与えてくれる。
トップカバーはブランドロゴも省略したシンプルなデザインで、プライベートからビジネスまでシーンを選ばず活躍してくれそうだ。
サイズはおよそ幅382×奥行き256×高さ23.9mmで、重量は約1.8kg。スタンダードノートとしては標準的なサイズ。しかしながら、各コーナー部分の丸みと左右側面にあしらわれた緩やかなカーブの効果か、一回りコンパクトにみえる。
ディスプレーの解像度は1366×768ドットで、外光の映り込みが少ないノングレアタイプを採用。室内はもちろん、屋外の作業でも十分な視認性を確保できるほか、長時間の作業でも疲れにくい印象だ。
スタンダードで使いやすいテンキー付きキーボード
キーボードは、表計算ソフトの入力作業などが効率的にできるテンキー付きで、キーストロークは実測で約1.8mm、キーピッチが18.5mmのアイソレーションタイプ。各キーのサイズと配列もスタンダードなため、違和感なく使い始められる。キータッチは「コクッ」という自然な重みを感じ、長時間の入力作業でも疲れにくかった。また、中央部分のキーを強めに押しても歪みを感じず、剛性面でも安心できそうだ。
タッチパッドは、テンキー付きキーボードなので本体中央の左寄り、スペースキーの下に配置されている。クリックボタンが分かれていないフラットタイプで、タッチ領域、タップへの反応ともに良好だった。
シンプルながら実用的な各種インターフェース
Critea DX-KS H3のインターフェースは、シンプルながら実用的。本体右側面には、USB3.0端子×2、HDMI出力端子、有線LAN端子を搭載。HDMIはディスプレーだけでなくテレビにも接続できるので、大画面で各種作業や動画視聴をしたいときなどに重宝する。
本体左側面には、電源入力端子、USB 2.0端子、SDメモリーカードリーダー、ヘッドフォン出力(ミニジャック メス)を備えている。HDDアクセスランプなどの各種インジケーターも左側に配置されている。
バッテリー持続時間は約7.4時間で、部屋間の移動だけでなく外出先での作業にも十分対応できる。持ち運びやすいスリムタイプのACアダプターが標準で付属するのもポイントだ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | Critea DX-KS H3 |
CPU | Core i3-7100U(2.4GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 500GB HDD |
ディスプレー | 15.6型(1366×768ドット) |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、HDMI出力端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、SDカードスロット |
サイズ/重量 | およそ幅382×奥行256×高さ23.9m/約1.8kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |