キヤノンは2月26日、バウンス撮影を自動化したストロボと、デジタル一眼レフとミラーレス一眼の新機種をそれぞれ発表した。
自動で角度を調整してバウンス撮影をアシストする「470EX-AI」
4月下旬発売予定の「470EX-AI」(税別希望小売価格 5万4800円)は「AIバウンス」と呼ばれる機能を搭載。内蔵モーター(上下用と左右用の2つ)によりストロボ発光部をバウンスに最適な角度に自動調整する。具体的には、情報表示モニターより上の部分が上下、左右に瞬時に回転し、適正な位置に発光部を向ける。
「フルオート」と「セミオート」の2つのモードがあり、前者は内蔵の測距センサーと加速度センサーの情報をもとに完全に自動で調整を行なう。後者はユーザーが一度決めた発光位置を記憶し、縦位置にしても横位置にしても同じようにバウンス撮影ができるように調整してくれる。
約6万円で買える一眼レフ「EOS Kiss X90」
3月下旬発売予定の「EOS Kiss X90」は、デジタル一眼レフでは最エントリーとなるモデル。ボディーのみの税別直販予定価格は5万4500円。
従来の「EOS Kiss X80」から、撮像素子が1800万画素から2400万画素になった。
画像処理エンジンは従来と同じ「DIGIC4+」を採用。連写速度は秒間3コマ、感度設定は常用でISO 6400まで、拡張でISO 12800まで設定可能だ。
製品はボディー以外に、18-55mmレンズが付属するキットを用意。税別直販予定価格は6万3500円となる。
女性に大人気のEOS M100に限定ピンクカラーモデル
このほか、ミラーレス一眼のエントリーモデル「EOS M100」の限定カラーモデル「リミテッドピンクキット」を4月上旬に発売する。税別直販予定価格は6万9500円。
EOS M100の購入者の6割が若年女性ということで、ピンクカラーのモデルを1000台限定で投入する。本製品には同色のオリジナルストラップとレンズカバーケース、15-45mmレンズ(シルバー)が付属する。
製品自体は従来のEOS M100と同じもので、スペックも一緒だ。