非対応テレビでも視聴できる可能性が……
実は対応しないテレビであっても、「ひかりTV」を利用したライブ配信が利用できる。NHKのデータ放送のメニューから選べるようだ。
ただ、こちらも条件があり、ひかりTVの地デジ提供エリア内に住んでいるサービス加入者で、4K対応の外付けチューナー「ST-3400」を利用しているユーザーが対象となる。
また、テレビもHDMI 2.0とHDCP 2.2に対応している必要があるので初期の4Kテレビでは利用できない可能性がある。つまり、テレビ内蔵のチューナーでは視聴できないので注意が必要だ。
なお、ライブ配信でなければ、上記以外にも4Kで視聴する方法がある。
NHKオンデマンドの利用が可能な一部の動画配信サービスで一部の競技を後日視聴できるようだ。具体的にはひかりTV 4K、ビデオマーケット、j:COMオンデマンドなど。
いずれもサービス加入者向けで、それぞれに特殊な環境(フレッツ回線が必要だったり、Android TV搭載テレビのみだったり)が必要なため、誰でもというわけにはいかないかもしれない。
というわけで、ちょっとハードルが高そうな平昌五輪の4K配信。利用できる環境にある幸せな人はぜひ試しに視聴してみるといいだろう。
ちなみに、4KでなければテレビだけでなくPCやスマホなどでも中継を見られる。NHKのウェブサイトや民放共同オリンピックサイト「gorin.jp」のほか、スマホ向けに「NHK ピョンチャン 2018」アプリ(Android版、iOS版)も用意されているので利用してみるといいだろう。