ジャパンネット銀行とテックビューロは2月6日、ブロックチェーンの業務プロセスへの活用とその有効性を検証する実証実験を開始した。
企業間の契約書締結時における、ファイルの閲覧・編集といった作業履歴や、合意締結に至る承認プロセスといった管理コストの削減を目的とする実験。従来は紙やメールを使って度重なるやり取りをしていた契約書を、ブロックチェーンで履歴管理する。
ブロックチェーンはmijinとHyperledger fabricの2種類を使用し、ファイルから取得される固有情報(ハッシュ値)をそれぞれ記録して、誰がいつその契約書を確認・合意したかを、相互に参照できるようにするという。また、異なるブロックチェーンの技術交流と連携も計るとしている。
実験は3月30日の報告会で終了を予定している。