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Markdown記法のメモ機能なども追加

縦書きモード搭載のVivaldiバージョン1.14が登場

2018年02月02日 18時30分更新

文● 天野透/ASCII

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 ノルウェー・ヴィヴァルディ テクノロジーズは1月31日、パワーユーザー向けウェブブラウザー「Vivaldi」のバージョン1.14を公開した。日本のユーザーから多く要望が上がっていたという、リーダービューの縦書きモードを搭載する。

 リーダービューは記事形式のウェブページでレイアウトを最適化する機能。画面内で簡単にフォントの種類やサイズ、行の高さや表示幅、明暗の背景色を切り替えることができる。縦書きモードは日本語/中国語(簡体字および繁体字)/韓国語をサポート。左にスクロールしながら読み進めていくため、ネット小説など長文のコンテンツと親和性が高いという。

 同社CEOのジョン・フォン・テッツナー氏は「縦書きの文章に親しんできた人々に、ウェブのコンテンツも縦書きで読む方法を提供することはVivaldiこそが果たすべき役割」とコメントを発表。縦書きモードを「世界中の東アジア言語のユーザーがVivaldiを選ぶ理由」として強調している。

 そのほか、メモ機能で見出し、太字、箇条書きリストなどの書式を追加できるMarkdown記法のサポート、ウェブパネル・検索エンジンの並べ替え機能も追加。いずれもエンジニアやヘビーユーザーなどが好む機能としている。

 「Vivaldiは、ユーザーがウェブを自由自在に扱い生産性を高めるためのさまざまな機能とカスタマイズオプションを提供してきました。私たちはこれからも、ユーザーが自分の好きな機能にアクセスするための複数の方法を提供することに集中し、ユーザーが望むやり方でネットを利用できるブラウザーを開発していきます」(テッツナー氏)

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