新型「日産リーフ」に搭載する自動駐車機能「プロパイロット パーキング」から発想
スリッパや座布団が自動で定位置に、未来過ぎる旅館「ProPILOT Park RYOKAN」
2018年01月25日 15時06分更新
日産自動車は1月25日、新型「日産リーフ」に搭載している自動駐車機能「プロパイロット パーキング」の技術から発想し、旅館のアメニティーグッズや備品を整理整頓する「ProPILOT Park RYOKAN」のコンセプトムービーを公開した。
ProPILOT Park RYOKANは、300年以上の歴史を誇る箱根の老舗旅館「一の湯本館」の協力のもと、先進の自動車技術で「おもてなし」を進化させた未来型旅館。スイッチひとつで玄関先のスリッパが自動で客を出迎える位置に整列する。客室では、座布団やテーブル、リモコンなども自動で定位置に移動する。
玄関、宿泊室などの天井に設置しされたカメラがスリッパや座布団などの位置を把握し、リアルタイム画像処理技術とソナー情報を組み合わせることで、それぞれが進行すべき正しい位置を指定。その情報をもとに、各アイテムが空いているスペースへ自ら移動する。
安全かつ正確に様々なアイテムが空きスペースを検知して戻る様子で、プロパイロット パーキングがもたらす利便性を表現しているという。
2月1日から2月4日まで、日産グローバル本社ギャラリーでProPILOT Park RYOKANの1つである「スリッパ」のデモ展示を実施。
そのほか、1月25日14時より、ProPILOT Park RYOKANを体験できる宿泊予約を1組(2名)限定で開始する。宿泊予約は、自身のTwitterアカウントで「#PPP旅館 #wanttostay」とハッシュタグを付け、宿泊希望人数を明記して公開設定で投稿すれば応募できる。応募期間は2月10日18時まで。