ここでしか読めないネタの「連載」「特集」が満載!ASCII倶楽部情報局 第420回
アスキースマホ総研・白書 第69回
格安スマホ3~4万円台で高コスパ機種5選 SIMフリーも選出
2018年01月24日 18時00分更新
アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。有料の会員サービスですが、現在3日間無料キャンペーンを実施中です! 詳細は記事末尾をご確認ください。
本日は、ASCII倶楽部で2018年1月17日に公開した「格安スマホ3~4万円台で高コスパ機種5選 SIMフリーも選出」を紹介します。
長く使えるスペックでお値段ソコソコ!
3~4万円台スマホのススメ
2017年も魅力的なスマートフォンが数多く登場した。その中でも一般層に普及してきた感があるのが「SIMフリースマホ」。MM総研の2017年度上期のスマートフォン出荷台数の調査結果によれば、2017年度のスマホ市場全体では340万台で、そのなかでSIMフリースマホが占める割合は10.7%。今後もその割合は拡大する見込みとのことだ。
SIMフリースマホは、MVNO事業者がドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアより安価な料金プランを提供する、いわゆる「格安SIMカード」と組み合わせて使うことが多いことから、端末自体もキャリア向けのフラッグシップモデルより比較的低価格な機種がリリースされている。この中で激戦区となっているのが2~4万円台の価格帯だ。
2万円台と4万円台ではそれほど性能や品質に差がないと思われる方もいるだろう。しかし、高価格帯の端末はどれを買っても一定の満足感を得られるが、低価格帯のスマートフォンほど慎重に選ぶべきなのだ。
2万円台のSIMフリースマホでもSNSやウェブ閲覧、動画鑑賞などが主な用途であれば、実用上の大きな問題はない。しかし、2万円台の端末ではコストダウンのために、ローエンドのSoC、容量の限られたメモリーやストレージが採用されている。リッチな3Dゲームを遊んだり、たくさんのアプリを切り替えつつ使用する際にはパフォーマンスに不満を感じることが多いはずだ。もちろんディスプレーの解像度やカメラ画質、ボディーの質感などにも割り切りが必要となる。
その点、3~4万円台のSIMフリースマホはミドルハイクラスのSoCが採用されており、メモリーは3GB以上、ストレージは32GB以上が標準となっている。カメラも画素数の高いセンサー、F値に優れたレンズが採用されており、一昔前のコンパクトデジカメ以上の綺麗な写真や動画を撮影できる。
正月が明けてお年玉で初めてのスマホを買いたい、新年を機に新しいスマホに買い替えたいという方に強くオススメしたいのが3万円台スマホ。今回、アップル、シャープ、ファーウェイ、富士通、モトローラの各社ラインアップから、お値段以上の価値を持つ端末をピックアップした。それぞれの特徴、機能、スペックを本特集記事でチェックして、今年一年の相棒にふさわしい一台を選んでほしい。
こう見えて頑丈なんです
富士通「arrows M04/M04 PREMIUM」
実売価格:3万2800円前後
一見フツーのスマートフォンだが、実は堅牢性に注力している端末がこの「arrows M04」。防水・防塵はもちろんのこと、米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の23項目に準拠。さらに1.5メートルの高さからコンクリートへ落下させる独自テストも実施しており、保護ケース、保護ガラスなどを装着しなくても安心して利用できる。また汚れてしまっても、国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープや食器用洗剤で洗える点も珍しい。
SIMフリースマホながら富士通製端末だけに、おサイフケータイやワンセグ視聴機能を搭載している点も、フィーチャーフォンなどから機種変更する際にはうれしいところ。
カメラ機能もこだわっており、ソニー製イメージセンサー「Exmor RS for mobile」に、富士通独自の高性能画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」を組み合わせ、リア・インともに広角レンズが採用されている。カメラ関連でユニークな機能が、集合写真を撮影する際に重宝する「目線ぴったり撮影」。タイマー撮影時にインカメラ付近に数字が表示されるので、全員の視線を自然に誘導した写真を撮影できる。
もしシニア向け端末を探しているのなら本端末は最右翼といえる。基本操作がわかりやすく、文字も大きく表示されるホームアプリ「かんたんセット」、通知パネルからワンタッチで文字・アイコンを拡大する「はっきり文字」、画面を瞬時に拡大する「いつでもズーム」など年配の方に優しい機能が盛りだくさんだ。
最大の弱点は指紋認証センサーが搭載されていないこと。そのため画面のロックを解除するためにはスワイプ、パターン、暗証番号、パスワードのいずれかの操作が必要だ。またSoCにクアッドコアの「Snapdragon 410」が搭載されているため、今回登場した端末のなかで「Geekbench 4」のMulti-Core Scoreが1434と最も低かった。とは言え、実際操作してみるとベンチマークスコアほどの差は感じなかった。
ややチープに見える外装だが、ケースを装着しなくても安心して使い倒せるarrows M04は、日常使いのSIMフリースマホとしてオススメできる一台だ。
なお、UQ mobile限定モデルとして、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GBに増強した「arrows M04 PREMIUM」というモデルもラインナップされている。
「arrows M04」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
ディスプレー | 5型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 約71×144×8mm |
重量 | 約148g |
CPU | Snapdragon 410 1.2GHz(クアッドコア) |
メモリー | 2GB |
ストレージ | 16GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.1 |
対応バンド | LTE:1/3/8/19/26 W-CDMA:1/5/6/8/19 |
カメラ画素数 | リア:約1310万画素/イン:約500万画素 |
バッテリー容量 | 2580mAh |
SIM形状 | nanoSIM |
カラバリ | ブラック、グリーン、ゴールド、デニムブルー、ホワイト (そのほかMVNO限定カラーあり) |
続きは「格安スマホ3~4万円台で高コスパ機種5選 SIMフリーも選出」でお楽しみください。
なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定。いまならASCII倶楽部3日間無料お試しキャンペーンを実施中! 詳細は下記をご覧くださいませ。
ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が毎日更新されております!
3日間無料トライアルキャンペーン実施中!
アスキーの会員サービス(月額1080円)「ASCII倶楽部」では、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。
加えて、ASCII倶楽部では会員の方だけが読める連載・特集記事やニコ生のアーカイブ、さらにはイベント(!)も楽しめちゃいます。
そんな月額サービスのASCII倶楽部はただいま3日間無料トライアルキャンペーンを実施中。トライアルキャンペーンでは、ASCII倶楽部のすべてのコンテンツを利用できるので、期間内であれば週アスも読み放題!
会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)
■利用料金
月額1000円+税(税込1080円)
※毎月1日~末日までの利用料金として
■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。
※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。
■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。
■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explor 11※Edgeは除く , Google Chrome , Firefox
(Mac)Safari
【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome
URL ASCII倶楽部
この連載の記事
-
第657回
sponsored
シャープAQUOS R2 compact実機レビュー 待望の超小型ハイエンドスマホ -
第656回
sponsored
LG gram 17実機レビュー = 世界初の17インチ・モバイルノートなのだっ!! -
第655回
sponsored
あのグーグルでさえもスマートフォン市場では迷走していた -
第654回
sponsored
Zaif仮想通貨流出 金融庁新戦略にも影響か -
第653回
sponsored
なぜ家電メーカー「ハイセンス」は中国スマホ市場で生き残れているのか -
第652回
sponsored
PCメーカー「レノボ」はなぜ中国スマホ事業でも成功できたのか -
第651回
sponsored
日本の仮想通貨業界 競争さらに激しく -
第650回
sponsored
20年前の秋葉原は街全体が電気屋のようだった -
第649回
sponsored
Windows 8発売でWindows MeのTシャツ着ちゃう イベントで起きた数々の伝説 -
第648回
sponsored
ビットコインETFとは何か 日本の動きは -
第647回
sponsored
Windows Vista販促のためにやりすぎた慰安旅行 - この連載の一覧へ