エースチャイルドは1月16日、子どものSNS利用を見守るサービス「Filii」に、TwitterへのLINE QRコード投稿を検知する機能を追加したと発表した。
LINEには自分のプロフィール画面からQRコードを作成する機能があり、別の人がLINEアプリで読み込むと連絡先の交換が可能となる。エースチャイルドが行なった実証実験ではこの機能を利用して他人のQRコードを流出させたり、TwitterにQRコードを公開してネットでの友達作りを安易に行なうという行為が発見された。オープンなTwitterでLINE QRコードが拡散すると、不特定多数の人間も連絡先を取得できるなどトラブルの元になる可能性が非常に高いとされている。
Filiiに追加された機能では、Twitterアプリ画面においてLINE QRコードを監視、自身や他人の投稿を見つけてアラートを本人および保護者に通知する。自身の投稿の場合はツイートを削除し、LINE設定画面にてQRコードの更新を行なうことでトラブルを未然に防げるとしている。
Filiiは、iOSまたはAndroidのスマホ、タブレットおよびPCのブラウザーで利用可能。LINEやTwitter、Facebookなどのデータ分析をはじめ、保護者が「つながり分析」や「プロフィール分析」できる機能がある(アプリは無料、サービスは有料)。