コロプラは10日、12月22日付で特許権侵害に関する訴訟を任天堂より提起され、1月9日に訴状内容を確認したことを発表した。
訴えの内容は、「特許権侵害に基づく損害賠償請求」「特許権侵害に基づく弊社アプリ『白猫プロジェクト』の生産、使用、電気通信回線を通じた提供等の差止請求等」。損害賠償請求として44億円および遅延損害金、差止請求の対象アプリとして「白猫プロジェクト」が挙がっている。
コロプラの発表によると、2016年9月に、同社のゲームが任天堂保有の特許権を侵害するとの指摘があったという。1年以上をかけて説明したものの、「考えが任天堂に受け入れられるには及ばず、訴訟を提起されるに至った」と発表。
「当社は、当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です。なお、本件が当社グループの業績に与える影響を現時点で見通すことは困難でありますが、今後開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示いたします」(コロプラ)