ここでしか読めないネタの「連載」「特集」が満載!ASCII倶楽部情報局 第401回
アスキー的パソコン大解剖
第8世代CPU搭載ノートパソコンは第7世代搭載機種と何が変わった?
2018年01月05日 18時00分更新
アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。有料の会員サービスですが、現在3日間無料キャンペーンを実施中です! 詳細は記事末尾をご確認ください。
本日は、ASCII倶楽部で2017年10月28日に公開した「第8世代CPU搭載ノートパソコンは第7世代搭載機種と何が変わった?」を紹介します。
2017年に入ってから、デスクトップPC向けCPUの躍進が大きな注目を浴びている。インテルからはエンスージアスト向けの「Core X」シリーズやデスクトップPC向け第8世代Coreプロセッサー(コードネーム:Coffee Lake)、AMDからはZenアーキテクチャ採用の「Ryzen」や「Ryzen Threadripper」といったように、非常に多くのCPUが登場した。トレンドとなっているのが、CPUに搭載されるコア数の増加だ。今や4コア超えのCPUも珍しくなく、16コア以上のCPUですら、価格は高いものの入手自体は難しくない。
では、ノートPC向けのCPUはどうか。一般に、モバイルPCは消費電力や発熱の増加を嫌うため、15インチノートや薄型モデルに使われているのは「Core i7-7500U」や「Core i5-7200U」といった、TDP 15W以下の2コアCPUがほとんど。一応「Core i7-7700HQ」のような4コアCPUもあるが、TDPが45Wと高く、大型のゲーミングノートなどで採用されるくらいだった。
ところが、ここに来てようやくコア数増加の流れがノートPCにも到来した。ノートPC向け第8世代Coreプロセッサー(コードネーム:Kaby Lake Refresh)では、ついにTDP 15Wで4コアを実現するモデルが登場したのだ。
「Kaby Lake Refresh」と「Kaby Lake」の違いはどこ?
ここまで読んで、「おや?」と思った方もいるかもしれない。デスクトップPC向け(=Coffee Lake)とノートPC向け(=Kaby Lake Refresh)で、第8世代Coreプロセッサーのコードネームが異なるからだ。加えてノートPC向けCPUのコードネームだけを見ても、前世代の「Kaby Lake」に「Refresh」が付いただけ。従来のような「世代が変わればコードネームは完全に異なるものになる」「同世代ならデスクトップPC向け/ノートPC向けCPUのコードネームは基本的に変わらない」といった法則が通用しなくなっているため、混同しないよう注意したいところだ。
ノートPC向け第8世代CoreプロセッサーことKaby Lake Refreshは、このコードネームからも予想がつく通り、アーキテクチャとしては前世代のKaby Lakeとほとんど同じもので、プロセスルールも14nmのままとなる。しかし、コア数が2から4へと倍増しているほか、動作クロックの構成が大きく見直されているのが大きな違いだ。
1年前に登場した第7世代「Core i7-7500U」、第7世代の4コアCPU「Core i7-7700HQ」、今回登場した第8世代「Core i7-8550U」の違いをインテルの製品仕様で比べてみよう。
その前に、前世代となる第7世代間での2コアCPU(Core i7-7500U)と4コアCPU(Core i7-7700HQ)の違いを確認すると、4コアCPUがベースクロック、ターボブースト共に若干引き上げられているほか、キャッシュが4MBから6MBに増加、バススピードが2倍になっている。Core i7-7700HQの場合、2コアCPUと比べてTDPに3倍もの余裕があるため、コア数が増えても発熱をそれほど気にする必要がなく、性能重視の構成にできているのだろう。
続きは「第8世代CPU搭載ノートパソコンは第7世代搭載機種と何が変わった?」でお楽しみください。
なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定。いまならASCII倶楽部3日間無料お試しキャンペーンを実施中! 詳細は下記をご覧くださいませ。
ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が毎日更新されております!
3日間無料トライアルキャンペーン実施中!
アスキーの会員サービス(月額1080円)「ASCII倶楽部」では、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。
加えて、ASCII倶楽部では会員の方だけが読める連載・特集記事やニコ生のアーカイブ、さらにはイベント(!)も楽しめちゃいます。
そんな月額サービスのASCII倶楽部はただいま3日間無料トライアルキャンペーンを実施中。トライアルキャンペーンでは、ASCII倶楽部のすべてのコンテンツを利用できるので、期間内であれば週アスも読み放題!
会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)
■利用料金
月額1000円+税(税込1080円)
※毎月1日~末日までの利用料金として
■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。
※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。
■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。
■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explor 11※Edgeは除く , Google Chrome , Firefox
(Mac)Safari
【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome
URL ASCII倶楽部
この連載の記事
-
第657回
sponsored
シャープAQUOS R2 compact実機レビュー 待望の超小型ハイエンドスマホ -
第656回
sponsored
LG gram 17実機レビュー = 世界初の17インチ・モバイルノートなのだっ!! -
第655回
sponsored
あのグーグルでさえもスマートフォン市場では迷走していた -
第654回
sponsored
Zaif仮想通貨流出 金融庁新戦略にも影響か -
第653回
sponsored
なぜ家電メーカー「ハイセンス」は中国スマホ市場で生き残れているのか -
第652回
sponsored
PCメーカー「レノボ」はなぜ中国スマホ事業でも成功できたのか -
第651回
sponsored
日本の仮想通貨業界 競争さらに激しく -
第650回
sponsored
20年前の秋葉原は街全体が電気屋のようだった -
第649回
sponsored
Windows 8発売でWindows MeのTシャツ着ちゃう イベントで起きた数々の伝説 -
第648回
sponsored
ビットコインETFとは何か 日本の動きは -
第647回
sponsored
Windows Vista販促のためにやりすぎた慰安旅行 - この連載の一覧へ