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この冬の密かなブーム!? アクションカメラで静止画を撮る 第3回

GoProだけじゃない! 静止画撮影でも使えるカシオ&ニコンのアクションカメラ

2018年01月05日 12時00分更新

文● 周防克弥

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老舗カメラメーカーのアクションカメラ
ニコン「KeyMission 360」

本体サイズは幅65.7×奥行き61.1×高さ60.6mm、重量は約198g。両面にレンズがあるため持ち運びには注意が必要だ

本体サイズは幅65.7×奥行き61.1×高さ60.6mm、重量は約198g。両面にレンズがあるため持ち運びには注意が必要だ

 

 カメラといえばニコン。同社が手掛けるアクションカメラブランドが「KeyMission」だ。

 KeyMissionは複数のラインナップがあり、ポケットサイズで広角撮影が可能な「KeyMission 80」(実売価格 3万3000円前後)、GoProシリーズのような箱型の「KeyMission 170」(同3万7000円前後)、そして前後両面にレンズを備え360度全天球撮影が可能な「KeyMission 360」(同6万2000円前後)となる。

 その中で、今回選んだのはKeyMission 360。どの機種も1/2.3型CMOSセンサーを採用する点は同じだが、KeyMission 360は2114万画素となっており、ほかの2機種のおよそ2倍の画素数となっている。

 この2114万画素のCMOSセンサーを2つ搭載し、4K解像度の360度動画が撮れるのがアピールポイントだ。

側面に電池とメディアスロットが備わっている

側面に電池とメディアスロットが備わっている

シリコンゴムのジャケットが付属。本体を保護できる

シリコンゴムのジャケットが付属。本体を保護できる

 本体は30mの防水に2mの耐衝撃性能、マイナス10度までの耐寒性能を備え、防塵仕様にもなっている。

 表裏の両面に180度撮影が可能な超広角レンズを搭載。モニター的なものはなく、本体で操作可能なのは電源のオン/オフと静止画および動画のシャッター操作だけだ。

 静止画用のシャッターボタンと動画用のシャッターボタンは別れており、それぞれを操作すればすぐに撮影が行なわれ、メディアに記録される。

 このため撮影自体は手軽にできるが、撮影した画像の確認はPCのに転送するか、スマホと接続する必要がある。

スマホからのリモート撮影時、動画撮影時には画面が消えて見えなくなってしまう

スマホからのリモート撮影時、動画撮影時には画面が消えて見えなくなってしまう

スマホから設定できるのは静止画、動画の記録サイズと、撮影パラメータ

スマホから設定できるのは静止画、動画の記録サイズと、撮影パラメータ

動画の設定項目

静止画の設定も記録解像度のみ

静止画の設定も記録解像度のみ

撮影パラメータの設定項目

撮影パラメータの設定項目

 スマホとの接続は簡単だ。電源オフの状態から動画シャッターボタンの長押しでBluetoothのペアリング待ちになるので接続を行なうか、NFCを利用して接続する。

 なお、設定だけならBluetoothで接続した状態で行なえるが、リモート撮影や画像の確認をするには無線LANでの接続が必要。このBluetoothと無線LANの切り替えは、Androidなら自動的にやってくれるが、iOSの場合には手動で設定する必要がある。

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