VRの制作や教育事業を展開するエドガは、企業の人材育成担当者向けにVRの効果的な活用を促す教育研修プログラム「VR研修~人材教育編~」の提供を開始した。社員教育の現場におけるVR活用に向けた基礎知識や他社事例の学習、ゴーグルを装着したVR体験の後、最後にワークショップ形式で議論するものとなっている。
同社はVRをどう自社に活かすかを考える研修プログラム「VR研修」を従来より提供してきた。昨今の社員教育現場でのVR活用事例の増加に伴い、企業の人材育成担当者を対象とした学習、議論の場が必要であると考え、今回の新プログラム提供に至ったとのこと。
同社はVRではまるで本物のようなシミュレーションを通して作業や実習ができるとその利点を強調。大規模な工事などの現場では失敗が許されないが、VRでは失敗から繰り返し学ぶことも可能という。再現に大きなコストがかかる事例も比較的簡単で、研修を受ける側の学習回数や機会を増やすことができるとしている。
新プログラムでは、VRをどのように人材教育に活かしていけるのかを議論する「場」を提供することを最大の目的として、「VRを学ぶ」「VRを体験する」「VRを活用した人材育成を考える」という3ステップで学習を進めていくという。研修時間としては数時間~数日で、プログラムはオフィスやレンタル会場を用いて実施。料金は10万円から。予約はエドガのホームページより問い合わせとのこと。