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レノボ、シトリックス、日商エレ、VDIソリューション拡販目指し協業

2017年11月30日 17時00分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

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 シトリックス・システムズ・ジャパン(シトリックス)、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ(レノボ)、日商エレクトロニクス(日商エレ)の3社は11月30日、レノボのNutanixアプライアンス製品「Lenovo ThinkAgile HXシリーズ」上で稼働する無償の仮想化ソフトAcropolis Hypervisor(AHV)とシトリックスが提供するXenDesktopを組みあわせたVDIソリューション拡販にむけ、協業を開始した。

 新世代の仮想基盤として、ハイパー・コンバージド・インフラストラクチャー(HCI)の市場は大きく拡大しており、その代表的な活用例が仮想デスクトップソリューション(VDI)だという。

 レノボによると情報セキュリティー強化やリモートワークによる働き方改革の推進が必須の経営課題となる中、企業ユーザーや中央省庁、教育機関にいたるまでVDI採用のすそ野は広がっており、VDIシステムを低コストで構築したいというニーズも増加しているとのこと。

 そうした顧客ニーズに対応すべく、3社共同でNutanix AHVとXenDesktopによるVDIリファレンス・アーキテクチャーを開発したという。

 第1弾としてLenovo ThinkAgile HXシリーズ上でAHV(AOS 5.1.3)とXenDesktopの組みあわせて動作検証を実施し、推奨構成を策定してレノボのリファレンスアーキテクチャーサイト「太鼓判シリーズ」としてウェブで公開した。

 今後第2弾として、vGPU機能をサポートするAOS5.5がリリースされた後、同様に仮想GPU環境でもリファレンス・アーキテクチャーを公開する予定。

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