ノートパソコンを使用していると、周辺機器の接続ポート数や、標準装備のストレージ容量などに少しずつ不満が出てきたりする。使っていて、たまにもっと容量の多いストレージにしておけばよかった、もっと大きな画面を選んでおけば表示が楽だったな、などと思うときもある。
今回紹介する「dynabook AZ65/EG」は、2TB SSHD、Blu-ray Discドライブを搭載し、USB端子も4ポート装備されている15.6型ノートパソコンだ。この秋に発売されたばかりで、より長く使えるモデルになっている。今回はdynabook AZ65/EGの外観について紹介する。
高級感のある外装、ひんやりした天板の感触が心地よい
CPUには第7世代CoreプロセッサーのCore i7-7500U(2.70GHz、2コア/4スレッド)を搭載。GPUはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 620。メモリーは、DDR4 SDRAM 16GBを採用する。予算によっては8GB、4GBも選択できる。
サイズはおよそ幅379mm×奥行き258mm×高さ17.2~23.7mmでほぼB4サイズ。ディスプレーは広視野角の15.6型で、左右の角度がない状態で覗き込んでも、かなり広い範囲で画面を視認できる。解像度は1920×1080ドットだ。
カラーは4色用意されており、試用機はサテンゴールド。落ち着いた色調でありながら、金属感をかもしだし、高級感のある色調になっている。天板はマットな感じだが、キーボード面は光沢があり、ノートパソコンを開いたとき、ヒンジ左右に配置されたメタリックなパーツが目に飛び込んでくる。
dynabook AZ65/EGの重量は約2.4kg。決して重くはないが、持ったときにしっかりとした重さは感じる。外へ持ち出して使うのもそれほど大変ではなさそうだ。ACアダプターは約140gの軽いタイプを採用している。
天板はほんの少したわむ感触はあるが、持っていて壊れそうなイメージはない。加圧試験や落下試験、ヒンジの開閉試験など、日常生活で受けそうな衝撃や圧迫について、厳しい試験を実施しているので、耐久性の問題はないだろう。
dynabook AZ65/EGは標準でBDXL対応のBlu-ray Discドライブも搭載している。購入時にDVDスーパーマルチドライブも選択可能だ。
無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothに対応している。サウンド機能はオンキヨー製のステレオスピーカーが装備されており、底面のスピーカーからの反射による反響まで考えられたチューニングがなされている。
採用する2TB SSHDは、ハードディスクながらNAND型フラッシュメモリーを搭載しているので容量とともに速度も確保したストレージとなる。さらに速さを求めるなら、512GB・256GB SSDを選ぶこともできる。
外部出力は、USB 3.0端子とUSB 2.0端子合わせて4基ある。外部ディスプレー用としてHDMI出力端子が用意されており、最大3840×2160ドットの4K表示が可能だ。また、有線LAN端子も搭載されている。
USBポートが2基ずつ左右に分かれているので、周辺機器を分けて接続でき、パソコンの周囲がごちゃごちゃしないのはありがたい。なお、この写真でわかる通り、マシン下部は白い樹脂製となっている。
dynabook AZ65/EGの基本構成は次の通りだ。次回は、dynabook AZ65/EGの操作感やCPU性能の実力などについて解説する。
試用機の主なスペック | |
---|---|
CPU | Core i7-7500U(2.70GHz(最大3.50GHz)、2コア/4スレッド) |
メモリー | DDR4 SDRAM 16GB(8GB×2) |
GPU | インテル HD グラフィックス 620(CPU内蔵) |
ストレージ | 2TB ハイブリッドドライブ |
内蔵ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ |
サウンド | オンキヨー製ステレオスピーカー(インテル ハイ・デフィニション・オーディオ準拠) |
有線LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
接続端子 | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、SDカードリーダー、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、HDMI出力端子 |
電源 | リチウムイオンバッテリー |
サイズ | およそ幅379mm×奥行258mm×高さ23.7mm |
重量 | 約2.4kg(バッテリー含む) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
Room1048/東芝ID会員(無料)なら、直販価格12万2904円から!
東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。「dynabook AZ65/EG」の場合、東芝ダイレクトの直販価格は18万6840円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は12万8304円(11月26日現在)からとなっている。512GB SSD搭載モデルも16万7184円(11月26日現在)からだ。
このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!