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ヤマハ「RTX830」

大幅性能向上を果たしたギガアクセスVPNルーターがヤマハから

2017年11月01日 23時05分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 ヤマハから、小規模拠点向けギガアクセスVPNルーター「RTX830」が登場。ツクモパソコン本店で販売がスタートした。2011年発売「RTX810」の後継モデルとなる製品だ。

ヤマハの小規模拠点向けギガアクセスVPNルーター「RTX830」。ツクモパソコン本店のサーバー/ネットワーク関連フロアで取り扱い中

 従来モデル「RTX810」から、スループットが1Gbit/sから2Gbit/s、VPN対地数が6から20、VPNスループットが200Mbit/sから1Gbit/s、NATセッション数が1万から6万5534に高性能化。VPN対地数性能を向上したことで、これまで構成されていた拠点間VPNに加え、クラウドサービスへのVPN接続や、外出先からのリモートアクセスVPNなど、幅広くVPN構成を拡張することが可能になった。

従来モデル「RTX810」に比べ、各機能が大幅性能向上。さらに筐体サイズや接続ポートの互換性も確保され機器入れ替え時も容易だ

 また、NATセッション数の向上により、外部サービスの利用にストレスのない運用が可能になったとしている。なお、消費電力は「RTX810」と変わらず11W。サイズもほぼ変わらず、「RTX810」で利用していた設定を「RTX830」でもそのまま利用することができるため、設置場所の変更や設定の再作成などの手間も不要だという。

 そのほか詳細については、AWSへの簡単接続やゼロタッチコンフィグに対応したヤマハ「RTX830」を参照のこと。

 価格は7万5000円(税抜)。

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