ヤマハから、小規模拠点向けギガアクセスVPNルーター「RTX830」が登場。ツクモパソコン本店で販売がスタートした。2011年発売「RTX810」の後継モデルとなる製品だ。
従来モデル「RTX810」から、スループットが1Gbit/sから2Gbit/s、VPN対地数が6から20、VPNスループットが200Mbit/sから1Gbit/s、NATセッション数が1万から6万5534に高性能化。VPN対地数性能を向上したことで、これまで構成されていた拠点間VPNに加え、クラウドサービスへのVPN接続や、外出先からのリモートアクセスVPNなど、幅広くVPN構成を拡張することが可能になった。
また、NATセッション数の向上により、外部サービスの利用にストレスのない運用が可能になったとしている。なお、消費電力は「RTX810」と変わらず11W。サイズもほぼ変わらず、「RTX810」で利用していた設定を「RTX830」でもそのまま利用することができるため、設置場所の変更や設定の再作成などの手間も不要だという。
そのほか詳細については、AWSへの簡単接続やゼロタッチコンフィグに対応したヤマハ「RTX830」を参照のこと。
価格は7万5000円(税抜)。