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クルーズ、「SHOPLIST」専用物流センターを稼働へ

2017年10月31日 01時03分更新

記事提供:通販通信

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クルーズ(株)は30日、同社が運営するファストファッション通販「SHOPLIST.com by CROOZ」のEC事業拡大に伴い、SHOPLIST専用の新物流センターを神奈川県相模原市に設立し、18年12月に本格稼働すると発表した。

スピード便在庫保管数が約3倍・配送日数を大幅に短縮へ

 新物流センターは、ラサール不動産投資顧問(株)が提供するBTS型(Build to Suit)の物流施設。同センターの構築により、スピード便在庫保管数は現状の約3倍となり、配送日数の短縮に大きく貢献する見込み。顧客満足の追求・省エネによる環境への配慮、雇用の創出、労働環境の整備など、高機能性な近代的物流施設を目指す。

 所在地は、神奈川県相模原市中央区田名字豊原。規模は4階建て。敷地面積2万2517平方メートル。延床面積4万5348平方メートル。SHOPLIST専用とし、全フロアを賃借する。

 同施設の主な特長は次の通り。

(1)首都圏広域から中部圏や関西圏への配送をカバー:国道16号、国道129号に近接し、首都圏の大消費地を目前とした立地。「相模原愛川IC」まで約5km、「相模原IC」まで約7kmと至近で、圏央道を通じて中央道や東名高速道路と接続することで、首都圏広域から中部圏や関西圏への配送もカバーできる。

(2)物流を効率化する機動的なフルフィルメント:通過過重5tを確保したクライミングレベラー(※トラックと倉庫間、地上と倉庫間の段差を解消する可動式のブリッジ兼スロープの役割を果たす設備)を導入することで、機動的なフルフィルメントと物流の効率化を実現。

(3)物流施設内にスタジオ併設:施設内に商品撮影スタジオを併設。精度の高い写真を大量に撮影・制作できる。

(4)その他:全館LED照明、大風量・低速回転のレボリューションファン、最大1000人の雇用に対応する休憩室・更衣室、駐車場・駐輪場などを導入。

 今回のSHOPLIST専用新物流センター着工にあたり、同社の小渕宏二社長は「今回の新物流センターの建設は未来への投資と位置付けており、当社の掲げる重点戦略の一つ『SHOPLISTをファストファッションEC分野を代表するブランドへ』の第一歩だと考えている。今後も短期的な利益ではなく、永続的な事業成長のための取り組みを積極的に行いたい」とコメントしている。

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