有限責任監査法人トーマツは19日、日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・コミュニケーション)業界の成長率ランキング「デトロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2017年 日本テクノロジー Fast50」を発表した。
AI導入企業が19社
通販関連業界からは、10位にSNSを活用したデジタルマーケティング支援のアライドアーキテクツ(株)(成長率177.52%)、26位にEC事業者向けWEBサービスの開発・運営などを手がけるテモナ(株)(同123.78%)、30位にペットコマース&ペットデータ事業のペットゴー(株)(同107.93%)、31位に国産メガネEC・店舗販売のオーマイグラス(株)(101.3%)、36位に美容系総合ポータルサイト「@cosme」を運営する(株)アイスタイル(同95.45%)、38位にスマートフォンアプリやECサイトなどの企画・開発を手がける(株)エイチーム(同90.82%)、47位にAI技術をベースにしたWEBマーケティング事業を展開するシルバーエッグ・テクノロジー(株)(同52.52%)、50位に家具・インテリア通販の(株)ベガコーポレーション(同46.26%)などがランクインした。
同ランキングは、テクノロジー・メディア・コミュニケーション業界を対象に、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率のランキング。受賞企業の3決算期売上高成長率の平均値は201%で、成長率100%以上の企業が32社と過半数を占めた。事業領域別では、「ソフトウエア」の19社がトップで全体の38%を占めた、2位は「メディア」(16社)で全体の32%、3位が「通信」(9社)で全体の16%だった。
全体の傾向では、AIを事業に取り入れている企業は19社。IoTやフィンテックなど、TMT業界のトレンドを知源する企業が数多くランクインした。
