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「PUDOステーション」、設置台数が累計1000台を突破

2017年10月13日 05時44分更新

記事提供:通販通信

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Packcity Japan(株)は10日、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」の設置台数が累計1000台を突破したと発表した。

利用者・鉄道会社・流通業者などからの需要が急増

 設置台数が最も多いエリアは「関東」の895台で、全体の約9割を占めた。次は「関西」の73台で、以下、北海道18台、中部17台、九州12台と続いた。業態別の構成比は、「スーパー・ドラッグストア等流通関係」が33%、「ヤマト運輸営業所」が25%、「鉄道駅」が21%、「小売店」が9%、「コンビニエンスストア」が5%となった。

 「PUDOステーション」を利用する宅配業者は、ヤマト運輸(全設置カ所)、佐川急便(600カ所)、DHLジャパン(株)(522箇所)、順豊エクスプレス(一部)の4事業者。

 Packcity Japanは、ヤマト運輸と仏・ネオポストシッピング社が昨年5月に設立した合弁会社。すべての宅配事業者が利用できるオープン型の宅配便ロッカーで、駅などの公共スペースへの設置を拡大し、約1年半で設置台数が1000台に達した。

 設置が急増している背景として同社は、ユーザー側には「身近な店や駅で荷物を受け取りたい」という要望を受け、流通各社・鉄道各社からは「利用者へのサービスを拡大したい」というニーズがあり、各方面から好きな時間に好きな場所で荷物が受け取れる同サービスのニーズが高まっていることを挙げている。同者は2018年3月までに約3000箇所以上への導入を目指している。

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