「Microsoft Flow」や「Zapier」の連携ツールを使えば簡単
これで見落としゼロ、kintoneの通知を「Slack」や「Gmail」に飛ばそう
2017年10月11日 10時00分更新
メール、グループウェア、社内SNS、ビジネスチャットなど「業務コミュニケーションツール」は多様化しています。kintoneを使っている組織でも、「Slackも導入していて、Slackの確認頻度のほうが高い」というケースや、「メインのコミュニケーションツールはメール」というケースがあると思います。
複数のコミュニケーションツールを使っている場合、各ツールへの通知が1カ所に集約されていると便利ですよね。最近は、これらのコミュニケーションツールを簡単に連携してワークフローを自動化できるWebサービスが色々出てきています。kintoneの「Webhook」機能とワークフロー自動化ツールを組み合わせることで、kintoneへの通知をSlackやGmailに流すことが簡単にできます。
Microsoft FlowでkintoneとSlackを連携
kintoneのWebhook機能とは、kintone上でイベントが実行されたときに、それをトリガーとして外部のWebサービスにHTTPで通知する仕組みです。サイボウズのデベロッパー向けコミュニティサイト「cybozu developer network」の下記記事では、「Microsoft Flow」とkintoneのWebhook機能を組み合わせて、kintoneアプリ上で登録、プロセスの更新がなされたことをSlackのChannel(グループ)に通知する仕組みを実装する方法を紹介しています。
Microsoft Flowは、Webサービスを連携してワークフローを自動化するサービスです。記事中ではそのままコピー&ペーストして使える短いコードを掲載しており、これを使えば3分ほどでkintone×Slack連携のカスタマイズ開発が完了します。ぜひ、試してみてくださいね。

Microsoft Flowを使ってkintoneとSlackを連携
kintone×Gmail連携をノーコーディングで
もう1つ、kintoneの通知をGmailに流す仕組みを実装する方法を紹介しましょう。「cybozu developer network」の下記記事では、ワークフロー自動化ツール「Zapier」とkintone Webhook機能を組み合わせて、コーディングなしでkintone×Gmail連携を実現する手順を解説しています。
Zapierでは、トリガーとアクションで構成されるサービス間連携アプリ「Zap」をクリック操作のみで作成し、kintoneに実装できます。「kintoneにレコードが追加されたら」をトリガーに、「Gmailへ通知を飛ばす」アクションを実行する仕組みが簡単に構築できるので、Gmailがメインツールであるというkintoneユーザーの皆さんに是非おすすめしたいカスタマイズです。

Zapierを使ってkintoneとGmailを連携
