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8月のネット詐欺、「ボーガスウエア配布サイト」が増加

2017年10月02日 02時24分更新

記事提供:通販通信

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ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)が9月29日に発表した「17年8月度のインターネット詐欺リポート」によると、偽のソフトを配布して購入させるボーガスウエア配布サイトが増加していることがわかった。

8月のネット詐欺総検知数は23.9%増

 同リポートは、BBソフトサービスの「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基にした詐欺リポート。

 8月のインターネット詐欺総検知数は、前月比23.9%増の147万3109件だった。要因としてWindowsでのボーガスウエア配布サイトが増加したことが考えられる。ワンクリック・不当請求詐欺サイトは、同8.22ポイント減の82.56%。フィッシング詐欺サイトは、同4.76ポイント増の13.12%。マルウエア感染サイトは、同0.04ポイント増の0.08%だった。

 一方、ボーガスウエア配布サイトは、同3.23ポイント増の3.93%に。中でもWindowsのボーガスウエア配布サイトの検知が10.87ポイント増と大きく伸びている。ぜい弱性悪用サイトは、同0.19ポイント増の0.31%となっている。

 同社では、詐欺サイトを見分ける方法として、(1)会社概要・問い合わせ窓口の情報をチェックする、(2)住所を検索して会社の存在をチェックする、(3)決済方法が複数あるか、口座名義が会社名義や日本人名になっているかをチェックする、(4)個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力する際に、SSL通信が提供されているか(アドレスバーに錠マークが表示されているか)確認する、などを推奨している。

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