このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

時間のない社会人に第二言語習得研究の知見をベースにトレーニング

3ヵ月でTOEIC800点超え続々! 英語ジムENGLISH COMPANYのメソッドとは

2017年10月06日 11時00分更新

文● 飯島秀明 編集●飯島恵里子/ASCII 撮影●髙橋 智

提供: 恵学社

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

科学的なトレーニングだから、効率よく英語が身に付く!

 ENGLISH COMPANYは、短期間で最大効果が期待できる英語のトレーニングジムだ。わずか3ヵ月でTOEICのスコアが、500点台から800点前後まで向上したケースもザラだという。短期間で成果が期待できるのは、即戦力を求める企業にとっても魅力的だろう。

 「3ヵ月の間、毎日トレーニングを行います。言語習得では毎日というのがとても大事です。1日あたりの学習時間は長くなくても構いません。1週間に1度、7時間机に向かうより、1日1時間勉強した方が遙かに効果的です」(岡氏)

 1日1時間を3ヵ月と聞けば、なんとなく乗り切れそうに思えなくもないが、実際のところ、多忙な社会人にはかなりハードな毎日となる。そんな時、頼りになるのがENGLISH COMPANYが提供する習慣化の戦略だ。

 英語の学習を継続するときには、モチベーションを上げる、保つということを考えがちだが、実はこれでは学習を継続させることは難しいという。むしろ必要なのは習慣化で、日々の生活の中にどう英語学習を組み込んでいくのか、パーソナルトレーナーは行動科学などを駆使して受講生に英語学習の習慣を作り上げていく。「簡単に言えば、歯磨きを続けるのにモチベーションを問題にする人はいないということです。大切なのは習慣にすること」と岡氏は言う。

 ENGLISH COMPANYは、忙しい社会人のために短期間で英語が身に付くよう、トレーニングを設計している。それにしても、なぜこんなにも短期間で英語が身に付くのか? 理由のひとつに、第二言語習得研究の知見をベースに、トレーニングメニューを組み立てることが挙げられる。

第二言語習得研究とは……第二言語(外国語)の習得過程を科学的に解明する学問で、人がどんなプロセスで新しい言語を身に付けていくのかを明らかにしている。

 「言語習得にはプロセスがあります。このプロセスをきちんと踏みさえすれば、余計な寄り道をしたり、無意味な回り道をしたりすることなく、最短距離で効率よく英語を身に付けることができます」(岡氏)

 外国語を習得するプロセスは、文法や語彙の知識を蓄えることからスタートする。文法や語彙がある程度蓄積できたら、次にレセプティブ・スキル(受容的な技能)を鍛える。これは聞く・読むといったインプット系のスキルのことだ。レセプティブ・スキルが十分に鍛えられたら、最後にプロダクティブ・スキル(産出的な技能)を磨く。こちらは話す・書くといったアウトプット系のスキルのことだ。

 世の中には、レセプティブ・スキルもないのに、英会話の輪の中にいきなり放り込むような指導法や、文法や語彙の知識もないのに、英語の音源をひたすら浴びせ聞かせるような指導法がまかり通っていたりする。まさに遠回りとしか言いようがない。

英語研修を実施するなら、まず人事担当者が体験すべき

 「話す・書くの練習をしても思うように伸びていかないのは、インプット量が十分でないからです。インプット量を増やすためには、レセプティブ・スキル(聞く・読むスキル)を伸ばしておく必要があります。相手が言っていることを聞けないけれど自分は言えるとか、文章を読むことは出来ないけど書くことはできるなんてことはあり得ません」(岡氏)

 このプロセスを知らなければ、英語習得に失敗しやすいのも当然だろう。ある意味、無理からぬことだ。これまでの英語教育といえば、教える側の経験則や教師の勘に頼るようなものばかりだったからだ。受講者が1人や2人なら、そうした教育法にハマることがあるかもしれない。しかし、100人規模の社員に英語を習得させるとなれば、曖昧な方法になど頼れない。科学的トレーニングに頼るのが順当である。

 「まずは社内の研修をデザインされている、人事担当者に体験していただきたい。基本的なことだけでもかまわないので、言語習得のプロセスについての知識をお持ちいただくのが、大人数のプログラムをデザインするのには、とても有効だと思います。それが無理なら、第二言語習得研究関連の書籍を、お読みいただくのが良いかもしれません。大多数の人に効果の出やすい方法というものを、知っていただくことができると思います」

 大学受験の経験があるビジネスパーソンなら、英語は話せなくとも、文法や語彙の知識はある程度持っているはずだ。話せないという一点で、英語の知識を全く持たない人と同一視されがちだが、ポテンシャルはまるで違う。おそらくTOEICで500点レベルだろう。ならば、ENGLISH COMPANYで3ヵ月学べば800点前後にはスコアップするはずだ。

 岡氏は言う。「皆さんが思うほど、皆さんの英語力は低くありません」


(提供:恵学社)

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

時短英語学習
セミナーレポート
体験レビュー