(株)トラストバンクは25日、「自治体ポイント」や各種ポイントサービスのポイントで地域の名産品などが購入できる通販サイト「めいぶつチョイス」を開設した。
総務省による地域活性化の実証実験として開始
「めいぶつチョイス」は、自治体ポイントなどを利用して肉・海産物・果物などの新鮮な食材など、各地の名産品が購入できる通販サイト。総務省による「地域経済好循環の拡大に向けた取組」の実証事業として行われ、地域自治体が発行する自治体ポイントを購入代金に充てることができる。
自治体ポイントは、介護やボランティアなど地域活動に参加することで得られるほか、航空会社のマイルやカード会社などのポイントを移行することも可能。ポイントを利用するには、自治体でマイナンバーカードを取得し、「マイキーID」の発行、「サービスID」の登録などを行う必要がある。貯めたポイントは「めいぶつチョイス」の他に、地域の商店街での買い物や、施設の入場料などにも利用できる。
同サイトに参加している自治体は、岐阜県可児市、宮崎県都城市など14自治体(9月25日時点)。このうち「自治体ポイント」を利用できる自治体は13自治体となっている。掲載商品は主に国産肉・海産物・野菜・果物・酒・甘味など。中には『オールハンドメイドエレキベース』(群馬県前橋市)、『無垢ウォールナットのダイニングテーブル』(福岡県大川市)などの地域特産のハンドメイド製品を扱う自治体もある。
同社では、同サービスの提供を通じて各種ポイントを有効活用できる機会を設け、さらには地域の魅力の再発見や地域貢献につながるきっかけを創出したいとしている。
■めいぶつチョイス