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クラウドベースで速やかに被害対応

マカフィーと富士通SSLの専門チームによる、エンドポイントセキュリティー

2017年09月21日 14時00分更新

文● 天野透/ASCII

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 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は9月21日、マカフィーと共同で「マルウェア検知・拡散防止サービス」を発売した。出荷開始日は10月2日で、価格は1000台/月あたり248万4000円から。

 ランサムウェアやマルウェアなどが日々増えており、特にエンドポイントからの被害が急増していると富士通SSLは指摘。同社は2016年より、標的型攻撃対策サービスやウイルス対策サービスなどエンドポイントのセキュリティーサービスを提供してきた。

 今回同社は、エンドポイントのマルウェア検知と、侵入後の素早い対応を目的とした、マカフィーのEDR(エンドポイント検知/対応ツール)ソリューションに関するサービスプロバイダー契約を締結。世界初というエンドポイント対策サービスを提供開始する。

 本サービスは、エンドポイントに侵入したマルウェアの検知や自動隔離・駆除に加え、富士通SSLの専門家が対処、復旧、報告までの一連のインシデント対応を支援するもの。マカフィーのEDRソリューションは、マルウェアの振る舞いや拡散状況の可視化までをトータルサポート。富士通SSLは、自社のセキュリティー専門チームで2000年から蓄積した脅威情報と、可視化した振る舞い・拡散情報をもとに、迅速かつ適切に対処、復旧することで拡散を防止し、インシデント対応の早期終結と工数削減を支援するという。

 富士通クラウド基盤を利用したサービスとなっており、サーバの調達・管理は不要。モジュールをパソコンにインストールするだけですぐに導入可能で、日々の運用は富士通SSLが代行し、常に最新の環境が提供されるとしている。

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