トランスコスモス(株)と電通デジタルはこのほど、デジタルマーケティング支援業務で提携し、新会社「(株)電通デジタルドライブ」を設立した。
クライアントの成長を一貫支援
新会社では、トランスコスモスが強みとするデジタルマーケティング運用の業務設計や、オンサイトとニアショア・オフショアセンターを連携させた大規模運用での経験を活用。また、電通グループが開発したマーケティング手法「People Driven Marketing(ピープル・ドリブン・マーケティング)」によるプランニングと施策開発力を融合させ、両社の知見・リソースを共有する。戦略から実行まで一貫した体制を強化し、クライアント事業の成長を支援する。
他にも新会社の共同運営を通じて、高度なデジタルマーケティングツールを活用したモデル構築や運用の業務標準化などでのパターンの開発、AIや認知技術を活用したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)領域における新規サービス開発にも取り組む。
電通デジタルドライブの資本金は5000万円。出資比率は電通デジタルが51%で、トランスコスモスが49%。社長は電通デジタル デジタルトランスフォーメーション部門プロセスイノベーション事業部長の齊藤寛樹氏が務める。