ロジクールは9月15日、スポーツイヤフォンブランド「Jaybird」の完全独立型ワイヤレスイヤフォン「Jaybird RUN TRUE WIRELESS SPORT HEADPHONES」(以下、Jaybird RUN)を発表した。9月25日に発売予定で、価格は2万7950円。
ランナー向けに特化、汗に強く激しい動きでも外れないフィット感
Jaybird RUNは、ランニングしているときにコードが引っかかったり、雨や汗ですぐ壊れてしまうという問題を解決し、機会に縛られず自由にランニングができるように開発したという完全独立型イヤフォン。
二重の耐水性ナノコーティングを施し、水だけでなく汗からもしっかり保護する。Jaybird RUNはIPXをあえて取得していない。汗は水分だけでなく、油分や酸なども含まれているため、真水での試験で等級を決めるIPXに準拠しても意味がないと考えたからだという。
ランニングのために防汗と同じくらいこだわっているのが、フィット感。約6.83gという軽量設計に加え、丸形シリコーンイヤーチップS/M、楕円型シリコンイヤーチップS/M、セキュアフィットイヤーフィン1/2/3/4を付属している。
バッテリー駆動時間はフル充電時で4時間。加えて、同梱の充電ケースは8時間充電(フル充電2回分)できるので、最大12時間駆動が可能。また、5分の充電で約1時間の再生が可能なクイックチャージも実現している。
そのほか、Jaybirdの専用アプリ「Jaybird MySound」を使用して、低音域から高音域までを自由にカスタマイズが可能。プリセットも数種類用意している。サウンドのプロファイルは、イヤフォン本体に直接保存できる。イヤフォンをなくした場合も、アプリの「イヤホンの検索」機能で検索可能だ。
ドライバーは6mmで、周波数帯域は20Hz~2kHz、インピーダンスは16Ω。右側が親機で、左側へ信号を飛ばして完全ワイヤレスを実現しており、別々の人が装着して音楽を共有したり、左側だけオフにして外音を取り込みながらのランニングも可能だ。左側のイヤフォンは、通話時には周りの騒音や自分の声を取り込むようになっている。これにより、通話中に両耳がふさがっていると声が大きくなってしまう現象を防ぐという。
つけている感覚がなくなるくらいのフィット感
発表会では、スペシャルゲストとしてランナーの川内 鴻輝さんと、ラテンアメリカンダンサーの曽又 奈々さんが登壇。川内さんはJaybird RUNについて「2週間ほど使わせてもらいましたが、ケーブルがない完全なワイヤレスなので、サングラスなどをかけても引っかからないのが便利ですね」とコメント。曽又さんは「つけている感覚がなくなるくらいフィット感がいいですね。あと、ケースがコンパクトで近未来感があるのも好きです」と述べた。
発表会では、超小型のワイヤレスイヤフォン「Jaybird FREEDOM 2 WIRELESS SPORT HEADPHONES」も発表。こちらはケーブルがあるタイプだが、イヤフォンを装着しながらでもコードの長さを簡単に調節できる「SPEEDFIT コードマネジメント」を搭載。コードグリップで短くし、コードの端を引けば長くできる。
Jaybird RUNと同様に二重のナノコーティングを施しているほか、Jaybird MySoundでのカスタマイズにも対応。最大4時間連続で駆動でき、チャージングクリップを使用すれば再生しながらの充電も可能だ。ドライバーは6mmで、周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは16Ω。9月25日に発売予定で、価格は2万1470円。