(株)カカクコムは14日、購買支援サイト「価格.com」で、検索キーワードから自動学習して最適な結果を表示するAI(人工知能)型の検索ソリューションを導入し、商品検索の精度を大幅に向上させたと発表した。
AI型検索機能の導入で検索キーワードの複雑化に対応
新たに導入したのは、NTTレゾナント(株)のAI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Soulution」。検索件数の増加や掲載商品・ジャンルの拡大で、検索キーワードが複雑化していたことから、新たな検索機能を追加した。
同機能では、ユーザーの検索行動を自動的に学習し、膨大なデータベースから最適な結果を表示する。検索結果の漏れや偏りを減らすことで、検索キーワードと完全一致する商品がない場合でも、関連性の高い商品が上位表示されるようになり、利便性を大幅に向上させた。
「価格.com」は月間5000万人以上がアクセスし、キーワード検索回数が1日あたり約150万件に達していた。ユーザーが目当ての商品を検索できるように、これまでも精度改善を続けていたが、検索キーワードの複雑化を受け、「goo Search Soulution」の導入に至った。