再配達が社会問題化し、自宅に宅配ボックスを設置したり、コンビニエンスストアなどで商品を受け取るなどの再配達を防止する取り組みが進んでいるが、再配達防止に向けて商品の配達予定を自動登録するスケジュール管理アプリが登場した。BHI(株)は7日、予定やタスクを一元管理できるiPhone向けTodoアプリ『Swingdo』をリニューアルし、配達予定の自動登録機能を追加した、
配達予定を含めたスケジュールを一元管理
リニューアルでは、メールの返信忘れや配達予定などが自動的にピックアップされ、分散しがちな予定やTodoが一つのタイムラインに表示されるようになった。
『Swingdo』は、Todo、買い物・配達などの予定やメール・ニュースなどツールが一つにまとまるWebアプリ。同社が提供する買物アプリ「Swingtrack」、メールアプリ「Swingmail」と連携することにより、ECショップで購入した配達予定や返信忘れメールが自動でタスクに追加される。また、「Safari」ブラウザや、ニュースアプリ「Swingnews」で見たニュースは“あとで読む”タスクに追加することも可能で、これらの情報をTodoリストとして一元管理できる。
Todoリストの優先順位は、タスクの所要時間や締め切り、場所などからアプリが優先度を解析し、自動でスケジューリング。開始時間が決まっている予定の間にタスクが適宜差し込まれるため、隙間時間の活用も行える。
『Swingdo』では他に、「Googleカレンダー」「Googleタスク」との連動も可能で、近日「iCloud」のカレンダーやリマインダーとの連携も予定している。また、15日にはWeb版の『Swingdo』をリリース。モバイル版との併用でメールに届いた配達通知、映画館・レストラン・宿泊・交通などの予約、ネットでの購入履歴などをカレンダー上に一括してまとめることができるようになる。
スケジュール管理アプリに配達予定が追加されるのは、再配達防止に向けた新たな取り組み。今後も他のスケジュールアプリに配達予定が追加されること、他の再配達防止アプリや物流会社のサービス、通販サイトとの連携などにも注目が集まる。